6年 社会
・単元名:戦国の世から天下統一へ(戦国大名の登場)
・本時の目標:長篠の戦いがあったころの世の中の様子について話し合おう。
・活用するICT:Jambord・デジタル教科書
本時のめあてを確認する
長篠の戦いがあったころの世の中の様子について調べることについて、調べることをつかみます。
気づいたことをJambordに入力する
グループごとに7分間で、屏風絵を見て気づいたことをJambordの付箋に入力して貼り付けていきます。
Jambordで共有
3分経過。4人1組のグループで、1人1人が色分けをして書き込んでいきます。Jambordは同じグループで書き込んでいる内容がリアルタイムで反映されます。
考えを広げる・深める
6分経過。ずいぶんたくさんの気づきが書き込まれています。書き込んだ内容はリアルタイムにグループ全員のJambordで共有される(可視化)ので、自然と違った視点から考えるようになります。
Jambordで分類・整理する
考えを共有した後、3分間でグループで話し合いながら、カテゴリー分けをしていきます。戦術の違い、武器の違いなど、さまざまに分類して、両軍の戦い方の違いに気づくことができました。
比較する
1分間で、他のグループのボードを見て、自分のグループと比較します。
まとめと振り返り
学習のまとめで、デジタル教科書の火縄銃の動画を見て、鉄砲の威力を知り、火縄銃による戦い方の変化が、勝敗を決定づけたことに気づきました。
授業を終えて
デジタル教科書、火縄銃の写真や動画、Jambord、教科書等を目的に応じて使い分け組み合わせて、テンポよく学習が進んでいきました。Jambordを使うことが目的ではなく、自分たちで戦国時代の戦いの変化や、それが天下統一に大きく影響したことに、自分たちで話し合いながら気づいていくことができた授業でした。
先生の指示により次々と課題に取り組み、話合い、まとめていく6年生の学習規律や、自由に意見を出しあえる学級の雰囲気が、こうした主体的・対話的で深い学びを可能にしていくのだと思いました。