「吃音」てなんだろう?

1年生の学級で、言語教室の先生が「吃音」についての授業を行いました。

・単元名:「吃音」てなんだろう?

・本時の目標:吃音とは何かを知り、吃音のある人に対して自分ができることを考えよう

・活用するICT:オクリンク、パワーポイント

吃音の症状を大まかに知る

パワーポイントで資料を提示して、吃音には、連発・伸発・難発があること、世界中で100人に1人いること、吃音当事者の著名人について知ります。

なぜ、そのような話し方になってしまうのか考える

近くの人と話し合い、自分の考えを発表します。

吃音のことを詳しく知る

パワーポイントのスライドを見て、原因はわかっていないこと、症状には「波」があること、吃音がある人は、そのまま吃音を出して話すのが良いことを知ります。

吃音のある人の気持ちを知る

吃音のある子供が書いたメモを紹介して、真似される、笑われる、吃音の話し方の理由を何度も聞かれると、いやな気持になることを知ります。

自分たちでできることを話し合う

ワークシートに、吃音のある人に自分たちでできることを書いて、オクリンクで送ります。

オクリンクで送られた他の人の意見を知ります。

自分ができることを書いて発表する

オクリンクで共有した意見を参考にしながら、吃音がある人に自分ができることを書いて、発表します。

授業を終えて

桃瀬小学校には、言語教室があり、他校からも大勢のお子さんが通級として通っています。しかし、吃音等については、私たち大人も含めて正しく理解していないことも多くあり、知らずに本人を傷つけてしまうこともあります。

吃音について正しく理解して、お互いに思いやりを持って生活できるようにしていきたいですね。

その他にも、言語教室では、ビデオ会議MeetやGoogle Classroomを使ったリモートでの指導等、積極的にICTを活用した指導を取り入れています。