教職員定期健康診断(特定健康診査)
教職員定期健康診断(特定健康診査)
学校法人中央大学では、「労働安全衛生法」と「学校保健安全法」に基づき、教職員定期健康診断を実施しています。
また、医療保険者(健康保険組合)においては、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、6年を一期として「特定健康診査等実施計画」を立案し、「特定健康診査・特定保健指導」を実施することが定められています。
この2つの目的を網羅する形で検査項目を設定し、学校法人中央大学と中央大学健康保険組合が、合同で教職員健康診断を実施しています。
毎年の健康診断は、病気の早期発見・早期治療の良い機会になりますので、お忙しいかと存じますが、ぜひ受診してください。
なお、教職員の皆さまは、労働安全衛生法第66条及び事業主の規程・規則により「健康診断を受診する義務」がありますが、人間ドック(日帰り・1泊2日)検査結果を所属キャンパスの保健センターまたは高校保健室に持参する(または写しを提出する)ことにより「定期健康診断受診」に代えることができます。
生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方について、メタボリックシンドロームに着目した健診を行うものです。
この内容が網羅されるように、教職員定期健康診断を実施しています。
基本的な健診の項目
質問票(服薬歴、喫煙歴等)
身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
理学的検査(身体診察)
血圧測定
血液検査
脂質検査(空腹時中性脂肪、やむを得ない場合には随時中性脂肪(空腹時(絶食10時間以上)以外に採血を行う))、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
血糖検査(空腹時血糖又はHbA1c、やむを得ない場合には随時血糖)
肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
検尿(尿糖、尿蛋白)
詳細な健診の項目
心電図検査
眼底検査
貧血検査(赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値)
血清クレアチニン検査
※一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施
以下の2つに該当する場合、メタボリックシンドローム該当者または予備群と診断されます。
①腹囲が基準以上(男性85センチメートル、女性90センチメートル)
※内臓脂肪面積の測定ができる場合には、男女ともに内臓脂肪面積が100cm²以上
②血圧、血糖、脂質の検査値が規定値以上
特定健康診査の結果により生活習慣の改善が必要と判定された場合、特定保健指導の実施についてご案内します。
当健保では、「中央大学教職員のためのヘルスケア・サポート・プログラム」として、オンラインにより受診が可能な特定健診を実施しています。
該当する方には、1月下旬にご案内をいたします。
※メタボリックシンドロームの診断基準と特定保健指導の判定基準は異なります。