GISによるフードツーリズム空間のマイニングと提言 

代表教員

秋場 勝彦 (学部)

活動概要

寒地稲作発祥の地であり、赤毛米を用いたまちおこしをしている北広島市を中心に訪問した。北広島市は赤毛米の生産(1次産業)者が日本酒を開発、普及させるなど(2次産業)、流通・販売ルート(3次産業)を安定化させ、6次産業化に成功している。地域ブランドを活性化するまちづくりの可能性を探ることができた。

成果

① 1. 今回の活動が、2022年9月7日北海道新聞朝刊14面(地方版)に掲載され、今回の活動を学生代表が「読者の声」欄(2022年9月26日北海道新聞朝刊5面)に発表したことを通じて、これまで明確に認識されてこなかった「地域イメージの普及効果」を創出している(当該記事を別添)。2. 今回の活動で学んだ知見を、大学へ持ち帰り、学生それぞれの専門分野や個人的興味と合わせて、今後北広島市に(部分的にでも)さらに地域が活性化するための提案もしていけるよう、非常に実りの多いフィールドワークになった。 

②地域活性化に貢献する人材を輩出するため、学生参画は不可欠である。そして、学生が、それぞれの専門性と絡めて、大学の知と地方自治体の知と経験とを融合することが期待できる。

③ 1.学生が主体的に動いていた。そして、対外的な対応をそれぞれの方々から得ることができた。しかもかなり公的な方々に時間を割いていただいたことは大学にとって意義あることであった。2. 学生がきちんと議論して、万全な対策をすることを考えていた。リスクを考えたうえでの最適な計画し、万全な感染対策を行ったうえで実行した結果、大変な経験学習と危機管理の学びになった。以下のように、学生自らが行動ルールと発熱などの症状が出た場合の対処方法を実施前に定めたことで、規律のある活動となった。

 特に感染対策のため、参加者が遵守しなければならない行動ルールは以下の通りです。

 ・手洗いうがい、消毒、マスク着用の徹底 ・毎朝健康チェックをする ・黙食

 ・体調が悪いときはすぐに報告する    ・三密を避ける      ・検温

 万が一、合宿中に発熱などの症状が出た場合の対処方法は以下の通りです。

 1)体調が悪いときは以下のように連絡する。

 北広島クラッセホテルと新さっぽろアークシティホテルに宿泊時はフロントに連絡する。

 小樽グリーンホテルに宿泊時は、小樽市保健所(0120-510-010)に連絡する。

 2)そのあと、学生代表(学生代表が発熱した場合は会計係)に連絡する。

 3)学生代表から発熱などの症状が出た学生がいるという連絡がグループLINEに来たら全員ホテルに待機

 4)学生代表がフロントまたは保健所から待機解除の指示を受けるまでは待機する。

 5)学生代表が、その後の訪問先に連絡する。

④については該当せず。