わが町増尾 第一住宅

投稿日: Oct 10, 2015 1:2:26 PM

防災講習会を実施

第一住宅増尾団地自治会

平成27年10月4日、増尾近隣センター体育室において、防災と震災についての講習会が行われました。柏市防災研究会の講師5名により、第一部「防災震災に関する環境」、第二部「家にいる時に地震が起きたら」の二部構成で実施。町会員68名が参集しました。

第一部では、第一住宅の地質、土地の成り立ち、開発状況、そして阪神淡路大震災での被害の様子などの映像を。昭和56年建築基準法大改正以前の建築物に大きな被害が発生したとの話でした。私たちも、住んでいる家が新大震法に適応しているか否かを見極め、対処したいと考えさせられました。

第2部では、DIG(ディグ)というゲームを使い、いざというときにどう対処するかを考えました。DIGとはDisaster(災害)、Imagination(想像)、Game(ゲーム)の略。参加者は5,6人のチームに分かれて、家族構成、季節、天候、時間帯等の条件を設定した中で行われました。用意された家の間取り図を前にして、震度6強の緊急地震速報後の最初の3分間をイメージします。

①何をしていましたか。②大きく揺れ始めました。経験のない大きな揺れです。どう何をしましたか。③まだ揺れています。何が聞こえますか。④揺れが治まってきました。まず、何をしますか。⑤家の中はどうなっていますか。⑥家族はどうしていますか。これらの事柄についてイメージをしていきます。

そして、今回の講習では実施しませんでしたが、「その後の3時間は何をしますか」も想像します。各チームの内容が発表されると、自分では思い描かなかった事柄がたくさんあり、それを取り入れることでよりイメージの幅が膨らんでいきます。

心構え、必要な備えなどが具体的に分かってくるこの訓練を行うことが、災害時の対応力にかかってくるとのことでした。

取材:総務広報部 嶋田