先日、6年間運用してきた一体型PS4 -PS4U- を解体処分することになったという報告動画をYouTubeチャンネルにアップロードしました。動画の中で、PS4Uの中のPS4は取り出し、元のPS4スリムに戻すと言いました。
その後、視聴者の方から「PS4スリムに戻した?」などの質問がありましたので、ここに顛末をまとめさせていただきました。
不調となったPS4Uから取り出した48本のリチウムイオン電池。4直列12並列の運用でしたが、その電圧を測ってみた結果が下表です。「全体」の値はグループの直列電圧を測ったものです。
1並列目と2並列目は充放電管理基板の充電終止電圧の4.2Vに近く、ACアダプタでの運用時にちゃんと充電されていたことが分かります。しかし、3並列目は約2.75Vまで落ち込んでおり、放電終止電圧の2.6Vに近い値でした。4並列目に至っては過放電保護回路も効かず、一般的に過放電と言われる2.4Vをはるかに下回る結果に・・。
やはり、PS4U不調の原因は充放電管理基板の故障による電源不良だったようです。PS4スリムに戻したところ、光学ドライブも何事もなかったかのように復活しました。もしやPSカメラが動かないのもこれが原因では?・・と、淡い期待をいだきましたが、こっちはカメラそのものが壊れていたようです。残念。
とにもかくにも、爆発する前に分解できてよかったです。