塗装を乾燥させている間にラベルを作ります。
ラベルを制作
あらかじめ取って置いたラベルの型紙をスキャナで読み取ります。
解像度は300dpi。画像の加工にはいつも通り、GIMPを使用します。
ラベル完成
それぞれ用途に合わせたフィルムラベルに印刷します。左から透明ラベル、白色ラベル、ゴールドラベルです。
保護シール貼り
「水に強い」と謳うフィルムラベルには、たいていの場合、厚手の保護用の透明シールが付属しています。水に強いフィルムラベル単体だと確かに耐水性はありますが、汚れや傷が付きやすいので、これを貼って保護します。
ラベルにもコシが出て、曲げにも強くなります。
ヘアライン
ゴールドのフィルムラベルなど一生買うことは無いと思っていました。
ミニファミコンのゲームコントローラ独特のヘアラインは印刷で表現しました。
なかなかそれっぽくなったと思います。
切り出して完成
ラベルをそれぞれ切り出します。予備用にかなりの数を刷ったので切り取りの作業も非常に骨が折れます。
ガラスの画面パネル
ガラスの画面パネルのプリントを落とします。画像手前のものは昔買ったホルツの強力塗装はがし剤であっさりと落ちてしまいましたが、もう一枚の方のプリントは、どうにもこうにもビクともしません。
溶剤がダメならと、なぜかブレーキフルードを使ってみたり、ライターであぶってみたりしたものの、全く効果がありません。何なんだ、これ。
セラミック塗装
調べてみると、どうやらセラミック塗装というやつらしいです。名前からして手持ちの溶剤でどうにかなるものではなさそう。web上でカッターの腹で擦るとガラスに傷を付けずに落とせるという記述を見かけたのでやってみました。なるほど、わずかずつですが確かに落とせます。結局、研磨するしかないわけですね。
カッターの腹では時間がかかりそうだったので、溶剤に浸しながらスコッチブライトでガシガシと研磨しました。
時短時短。落ちる落ちる。
・・ガラスとは言え、さすがに少しだけ擦り傷が残りました。
ラベル貼り
塗装も乾いたので、最後の作業のラベル貼りです。
今までのどんな作業よりも楽しいひと時です。
(バッテリの+-を示す極性ラベルは、組み立ての段階でラベルの土台が部品と干渉してしまったためボツになりました・・。)
交換式のバッテリは管理しやすいように、それぞれ違うラベルを貼りました。
上から、
ルイージモデル(Samsung 3000mAh)
マリオモデル(Panasonic 3500mAh)
ピーチモデル(Panasonic 3500mAh)
です。
シールの厚みで、バッテリボックスに入れにくい、出しにくい。
・・というわけで、今は剥がして使っています・・。
完成が近づいてくる・・
ラベルを貼り進めていくと、いよいよファミリーコンピュータっぽくなってきました。
ゲームコントローラ下部の広大な空間にもラベルを貼ります。ラベルを縁取るように一段落とし込んであります。こうした小技が完成度を高めてくれると信じて・・。
元々のゲームボーイのビス穴は使いませんが、ただスルーホール穴が開いているだけでは間抜けなのでY字ビスの頭の部分を切り飛ばして接着し、さもビス止めされているかのようなイミテーションを施ししました。
すべてのラベルを貼り終えたので、いよいよ組み立てます。