現在(3/15)3月定例会中であります。
昨日私の所属する文教福祉常任委員会があり、令和6年度予算案について、所管分の審議がありました。
そこで、「介護保険特別会計」の審議も行われました。
この審議で私は、大口町独自の取り組み(平成14年~)である「高齢者福祉協力員活動」について質問をさせて頂きました。
この高齢者福祉協力員さんは、在宅で生活している要介護認定者やその介護をされている方々を支えることを目標に活動を行っています。
情報提供や介護に関する相談を受け、長寿ふくし課や地域包括支援センターと連携し、高齢者福祉の向上に努めていただいています。
主に「介護をしている方」達が、孤立しないようにするため、その方たちの、心のケア、心の拠り所になるように活動されています。
令和5年度は、各小学校区(南、北、西)から5名の方々、合わせて15名が選出され活動を頂いています。
令和6年度は、下小口地区から1人増え、合計16名で活動される予定です。
今回の質問は、この他市町に誇れる大口町独自の取り組みである「高齢者福祉協力員」さんの活動を、各議員さん方に再度認識していただく事を目的にさせて頂きました。
現在の大口町議会は、私も含め新人議員が多いので、その制度自体を知らない議員もいるのではないかと思い、あえて質問で取り上げさせていただきました。
町長から、
「老老介護の末、痛ましい事件などが世間ではありました。
この制度は、介護をしている方々が追いつめられないよう、孤立化しないように地域で支え、見守るための制度として大口町独自の施策として行っています。
これからも続けて行きたい、また、予算ももっと増やして良いのでは、とも思っています。」
とのご発言もいただきました。
私は、「お骨おりいただいている高齢者福祉協力員さん方に敬意を表したい。」と添え、質問を締めました。
令和5年度の高齢者福祉協力員さんの概要は、こちらからご確認頂けます。
また、お問合わせ先は「長寿ふくし課」になります。
長寿ふくし課
〒480-0126丹羽郡大口町伝右一丁目35番地 大口町健康文化センター1階
電話番号/0587-94-0051 FAX/0587-94-0052
E-mail/ choujufukushi@town.oguchi.lg.jp
実は、亡き父が生前、介護認定を受けた際、父の介護をしている母にお声がけをしていただいていたのが、この「高齢者福祉協力員」さんでした。
恥ずかしながら当時の私は、そんな制度も知らなくて、気にも留めていなかったので、母から、「何かお困りごとはありませんか?」などのお声がけをしてもらった、という話を聞いても、気の無い返事で終始していました。
改めて、この制度と協力員さんとして活動されている方々の存在を知った時、その頃の母の言葉を思い出したのです。
今さらながら感謝の念が沸き起こった訳です。
今回は、自戒と反省を含め、感謝の気持ちでホームページに上げさせていただきました。
当時お声をお掛けいただいた協力員さん、そして現在活動されている協力員さん、今後活動される協力員さんに心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。