私の所属する広聴広報常任委員会では、「議会だより おおぐち」238号(10/26発行)「決算認定特集」として、「令和4年度主な新規事業(15事業)」の中で6事業をピックアップしました。
それら6の新規事業で、建築、建設された建物や構造物、内装を施された部屋、整備された土地、設置された設備は、「その後、どのように使われているのか?」、利用されている方々の感想を含め取材をさせて頂きました。
「6の新規事業のその後」と「執行された金額」をご紹介させて頂きます。
2023年9月5日(火) 15時より 令和4年度予算で行った新しく移転した適応指導教室のその後をお聞きしてきました。
この教室は、「ふれあいルームおおぐち」という名前で月曜日から金曜日の午前9時から午後3時の時間帯で運営されています。
開設当初は、大口町健康文化センター内にありましたが、相談、指導の拡充を目的とし、大口町野外活動施設(白山ふれあいの森)管理棟2階に移転をすることになりました。
学校に行きたくても登校ができない児童・生徒の心の居場所として自立を支援するため、児童生徒の学校復帰や社会に適応する力を身につけさせるため、常勤の3人の先生と教育課一丸となって頑張っておられます。
新しく移転した教室は、従来の教室より広くなり、またトイレも新設されました。
先生に「新しい教室はいかがですか?」と聞いたところ、
「トイレが独立してあるのが良いです。子どもの中には、トイレで他人と会うのも嫌がる子がいます。子どももトイレがきれいで、広くて、教室内にあるのが良かった、と言っております。」
との事でした。
また、
「以前は、大口町健康文化センター内にあったため、知っている大人に会うこともあり、教室の近くまで来たけど入れない子どももいました。移転したこの教室は、白山ふれあいの森内にあるので、人目につかなくて通いやすくなったという子どももいます。」
というお話しもされました。
教育課の職員は、「ここは、子どもたちの最後の砦です。しっかりサポートしていきたい。」と、熱い思いで取り組んで頂いています。
新しくなった教室が子どもたちの「心の居場所」になり、支えて頂く先生や大人たちのもと、学校復帰、自立に向けたきっかけになることを期待したいと思います。
適応指導教室(工事費)として
7,321,400円
執行されました。
エアコン完備で快適です。
好評のトイレです。
こんな感じで勉強しています。
前列左が松浦先生、前列右が草野先生、後列左が宮川議員、後列右が松本議員です。
松浦先生(中央)に子どもたちの様子をお話しして頂きました。
令和4年度 主な新規事業等の一覧表です。
↓↓↓
(単位:千円)
1 町制施行60周年記念事業 2,310
2 余野学共事務所増設工事 14,388
3 地域交付金 30,171
4 米価下落緊急対策支援事業費補助金 11,834
5 尾張北部新ごみ処理施設建設事業費基金積立金 4,000
6 子ども条例策定(支援委託) 995
7 北児童センター駐車場整備工事 4,318
8 南・西保育園空調設備設置工事 2,486
9 骨髄提供者支援補助金 0
10 木橋新設工事 63,419
11 地方道路等整備事業 115,180
12 役場南ひろば整備工事 25,858
13 余野1号公園整備工事 4,659
14 適応指導教室(改修工事費) 7,321
15 野外活動施設遊具設置工事 2,838