2024年1月24日(水) 午後13時30分より 大口町役場3階 第5委員会室で「大口町議会 デジタル発信の活用を考える研修」に参加しました。
14名の大口町議会議員が参加しました。
最初に、大口町議会を代表して江口議長からご挨拶をいただきました。
続いて、講師の関哲雄先生によるスライドを使った分かりやすい講座へと進みました。
講座のプログラムは、以下になります。
(1)こまき市民活動ネットワーク活動紹介
(2)オンラインツール活用講座
(3)感想共有(グループ)
(4)感想共有(全体)
(5)まとめ
最後に、大竹副議長より、総評、謝辞をいただき、研修会は滞りなく終えました。
私は、今回の研修企画の委員長でありましたので、講師選定から携わり、当日の司会進行もさせていただきました。
この研修に至った経緯は、以下になります。
私の読み原稿から抜粋しました。ちょっと長くなりますがご容赦ください。
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デジタル発信を活用した議会広報を、議会広聴広報常任委員会で模索してまいりましたところ、議員個々によってその理解度が異なるので、まずは、SNSをはじめとするオンラインツールについて、基礎的な勉強をし、議員全員が一定の理解を持った方が良い、という意見が出ました。
そこで、このたび議員の皆さま全員を対象に、講師の方を招いての研修会を実施することになりました。
今回の研修では、SNSをはじめとするオンラインツールの種類、特性、そのリスクを勉強していただきます。
また、オンラインツールを活用する前に、活用する目的をしっかり持つ事、目的を振り返る事の大切さを学びます。
その学びの理解をもって、小牧市内で活動する市民団体の活用事例をご紹介いただき、実際にオンラインツールを取り入れることでどのような変化が起こったかを知っていただきます。
そして私たち大口町議会が、デジタル発信を活用する目的や、その目的を達成するために活用するオンラインツールについて、アイデア、意見を出し合い共有したいと思います。
大口町議会議員は、15名いますが、年代も経歴もそれぞれでして、デジタル発信については、さらにスキルや温度差もあります。
そんな中、研修を通して一定の共通した理解を共有することを最初に行ったしだいです。
会場研修会風景です。
江口議長に開会のご挨拶をいただきました。
関先生の講演風景です。
講演の中で学んだ言葉がありました。「SDGsネイティブ」という言葉です。
「Z世代」と重なる世代ではありますが、この世代は、子どもの頃から「環境問題」「世界紛争」「貧困」「SDGs」「持続可能」「温暖化」「災害」など、学校で教える事もありますが、他地域の事、身近で起きていない事を、自分の事と置き換えて考える世代の事です。
今の「10代」がその世代です。
この世代は、例えば何かの商品を購入する際、その商品のタグに「持続可能」と書かれている商品と「持続不可能」と書かれている商品があるなら、「持続可能」を選ぶだろうと言われる世代であります。
「なるほど!」と思いました。
この世代が、そのまま成長して、例えば就職先を選定する際は、環境問題、社会貢献、男女均等、子育て等、その企業はどのように取り組んでいるかを重視する事になります。
こういう事は、企業経営や人事に携わる方、会のリーダーになられる方は、押えておいた方が良いですね。
今回の研修はこの事だけでなく、その他多くの気づきと学びがあり大変勉強になりました。
関先生、研修会に参加された同僚議員のみなさん、事務局のみなさん、ありがとうございました。