3/21(木)大口町における「公共施設等総合計画(案)」改定の資料が配信されました。
公共施設等総合計画とは、公共施設の維持管理にあたっては、無秩序に行うのではなく、耐用年数、予算など総合計画を立て、修繕、長寿命化、建替えを検討していく、という事です。
平成26年(2014)4月、総務省が全国の地方自治体に策定要請を発出し、本町においては、平成29 年(2017)3 月に「公共施設等総合管理計画」を策定しました。
この度、総務省の「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」の改訂や本町を取り巻く状況の変化を踏まえて、本計画の改訂が行われました。
大口町には、9系統の公共施設(構築物)と3系統のインフラ施設(道路、橋りょう、下水道施設(管路))があります。(詳しくは、最下段の表をご参照ください。)
3/21に配信された「公共施設等総合計画(案)」では、これらの施設等について今後の方針が全て言及されています。
今回は、「公営住宅」について、大口町の考え方を記事にさせていただきます。
大口町には、公営住宅施設として、
「町営植松住宅」と「町営小口住宅」があります。
<利用状況等>
「町営植松住宅」
平成24年度(2012)を最後に新規の入居者募集を停止しています。
また、り災者の一時的な住宅確保のため、空き戸を活用しています。
「町営小口住宅」
A棟、B棟:平成24年度(2012)を最後に新規の入居者募集を停止しています。
D棟:空き戸は、令和3年度(2021)より入居者募集を再開しています。
また、り災者の一時的な住宅確保のため、空き戸を活用しています。(公共施設等総合計画(案) 資料より)
詳しくは、下記「施設概要」一覧表をご参照ください。
「今後の方針」として資料には次の様に書かれています。
「町営植松住宅」長寿命化計画に基づき、令和3年度(2021)~令和5年度(2023)に施設改善を実施しました。
長期的には用途廃止を検討します。
「町営小口住宅」長寿命化計画に基づき、令和3年度(2021)~令和7年度(2025)に施設改善を実施します。
A棟、B棟:長期的には用途廃止を検討します。
D棟:改修、修繕を継続的に実施して存続していきます。
公営住宅については、「用途廃止」を視野に進めていく事がわかりました。
り災者の一時的な住宅確保のため、空き戸を活用するなどで、一部の公営住宅棟は残すものの、廃止前提で新規受付を停止している棟が主になります。
公営住宅の役割も、当初とは変わってきており、現状の大口町ではその役割が終わってきた、という事だと思います。
廃止後の計画などのビジョンがあれば聞いてみたいと思います。
さて、下記の表は、大口町の公共施設を系統別に分けたものです。
今後、このホームページでそれぞれの施設等に対しての「大口町」の考え方を順次ご紹介させて頂きたいと思います。
宜しくお願いします。
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