2023年6月22日(木)13:30より「大口町保育所運営委員会 」が開催され委員の委嘱を受けた私、社本よひちも参加しました。
同僚の佐名議員が昨年の一般質問でICT(情報通信技術とコミュニケーションを融合した通称)を活用した「保育園業務支援システム」を大口町でも導入したらいかがか、の問いに対して、本年秋より導入がなされるという事で、その事についてもお聞きしたく思い、参加させて頂きました。
大口町の保育園業務支援システムは、4保育園一斉に導入されます。
最初は、試験的に使いはじめ、来年4月から本格的運用をしていきたいとの事でした。
近隣市町では、犬山市と豊山町が始められており、視察にも行かれ現場の職員さんにもヒアリングをされたようです。ヒアリングを通して、職員の業務負担の減、保護者さまとのコミュニケーションがスムーズにいくという手応えを感じたとのことです。
保育園業務支援システムで職員の負担が軽減され、本来あるべき子どもさんとの時間や保護者様との円滑なコミュニケーション、育児教育に注力できることを期待したいと思います。
各保育園さまの取り組みがホワイトボードに掲示されていましたので写真を撮りました。
それぞれの保育園さまのひたむきな活動が園長先生方から説明されました。
また、各園の父母の会代表の方々からも、その熱心な取り組みが発表なされました。
聞いていて、「保育」に対する園のみなさまの思いに感動して目頭が熱くなってきました。
また、父母の会さまから「昨今、動物アレルギー配慮のため、園や学校で生き物を飼育することが無くなってきましたが、動物とのふれあいは幼児の感受性に訴えるものがあり、命の大切さを実感できます。なので、何らかのかたちで動物とふれあいが出来る場を作って頂けないか?」との意見がありました。
動物アレルギー、食物アレルギー、花粉症などを鑑みると、行政の立場でどこをどこまで配慮するか、難しい判断ではあります。「知恵と工夫で何とか」というのは簡単ですが、一朝一夕ではできない事でもあります。
考えさせられる一場面でありました。
今回は、園とその父母の会さまの取り組みを拝聴でき、活発な意見交換もあり、とても有意義で、本当に参加して良かったと思える会でありました。
大口町立南保育園様の取り組みです。
大口町立西保育園様の取り組みです。
大口町立北保育園様の取り組みです。
社会福祉法人 宝光福祉会 中保育園様の取り組みです。
Q. ICT(情報通信技術とコミュニケーションを融合した通称)を活用した、とは何ですか。
A. ICTとは、「Information and Communication Technology」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを意味します。
今回取り上げた「保育園業務支援システム」のような新しく稼働するシステムはもちろん、大口町で配信される「あんしん・安全ねっと 」も、ITを活用してコミュニケーション(C)を実現したものですね。
既に私たちの身近な生活で活用されていますので、難しく考えず、シンプルに享受しても良いのではないでしょうか。