3/21(木)大口町における「公共施設等総合計画(案)」改定の資料が配信されました。
公共施設等総合計画とは、公共施設の維持管理にあたっては、無秩序に行うのではなく、耐用年数、予算など総合計画を立て、修繕、長寿命化、建替えを検討していく、という事です。
平成26年(2014)4月、総務省が全国の地方自治体に策定要請を発出し、本町においては、平成29 年(2017)3 月に「公共施設等総合管理計画」を策定しました。
この度、総務省の「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」の改訂や本町を取り巻く状況の変化を踏まえて、本計画の改訂が行われました。
大口町には、9系統の公共施設(構築物)と3系統のインフラ施設(道路、橋りょう、下水道施設(管路))があります。(詳しくは、最下段の表をご参照ください。)
3/21に配信された「公共施設等総合計画(案)」では、これらの施設等について今後の方針が全て言及されています。
今回は、「子育て支援施設」について、大口町の考え方を記事にさせていただきます。
大口町には、子育て支援施設として、
保育所が3施設、児童センターが3施設、児童クラブがあります。
いずれの施設も新耐震基準で建てられています。
西保育園は令和2年度(2020)に新園舎を建設しました。
「南保育園」や「西保育園(旧園舎)」は築後約40年経過しており、外壁にひび割れが生じている状況です。(公共施設等総合計画(案) 資料より)
詳しくは、下記「施設概要」一覧表をご参照ください。
保育所の園児数については、年度によって若干のばらつきはあるものの、全体的に大きな増減はありません。
今後は3歳未満児の保育ニーズが増加することが見込まれます。
児童センターの利用者数について、「大口南児童センター」は減少していますが、「大口北児童センター」及び「大口西児童センター」は増加傾向にあります。
児童クラブの利用者については、利用登録者数が定員を超える状況が続いており、ニーズの増加も見込まれます。
「今後の方針」として資料には次の様に書かれています。
「南保育園」、「西保育園(旧園舎)」は建築後約40年が経過して老朽化が進んでいます。
「南保育園」については施設の建替えを検討していきます。
「西保育園」は新園舎が建築されたことから、新園舎を活用しながら旧園舎部分に対して適切な維持管理・改修を行い、長寿命化を目指します。
児童センターは、子育て支援策の充実が町の重点施策の一つであることから、施設の存続を基本とし、適切な維持管理・改修を行い、長寿命化を目指します。
また、民間活力等の導入を検討していきます。
子育て支援施設は、大きな注目点は、「南保育園」の建替えの検討に入ることです。
今年、来年という訳ではありませんが、建替えの視野に入ったことは大きいと考えます。
また、児童センターの運営に「民間活力の導入」を掲げています。
この事は、どういった事をイメージしているのか、執行部には聞いていきたいと思います。
その他の施設は、基本的な方針は、今後も適切な維持管理、改修を行い、長寿命化を目指すとしています。
さて、下記の表は、大口町の公共施設を系統別に分けたものです。
今後、このホームページでそれぞれの施設等に対しての「大口町」の考え方を順次ご紹介させて頂きたいと思います。
宜しくお願いします。
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