2023年7月14日(金) 私の所属する文教福祉常任委員会が開催されました。
長寿ふくし課から「大口町高齢者ほほえみ計画骨子案について」提案がありました。
「大口町高齢者ほほえみ計画骨子案」資料が14ページ、「大口町高齢者等実態調査報告書」資料が186ページ、その報告書の「まとめと課題」資料が8ページと膨大な資料が議題として提案されました。
事前配布でしたので、出来るだけ目を通し、理解を深めてから委員会に臨みました。
(画像は、社会福祉法人 大口町社会福祉協議会様からお借りしました。)
委員会では以下の質問をしました。
(質問) 186ページにもおよぶ「大口町高齢者等実態調査報告書」を見ると、かなりのボリュームでのアンケート調査となっています。アンケートに答えるだけでも大変な作業と見受けられるなか、90%以上の高い回収率に、対象の方々の、切実で逼迫した状況が読み取れます。私は、この骨子案の理解をより深め、一層気を引き締め、スピード感を持って取り組まなければならないという思いであります。
そこで、この骨子案の理解をより深めるために、質問します。
「老人福祉圏域」についてご説明ください。
また、市町村特別給付の充実の特別給付とは何かお示しください。それと、確保に向けた取り組み、育成に向けた取り組みをお示しください。
長寿ふくし課の回答は、このページでは省略します。正式な議事録が議会事務局からアップされましたら、そのリンクを貼らさせていただきます。
質問のまとめとして以下の発言をさせて頂きました。
「最後に、別紙にある「大口町高齢者等実態調査報告書」175ページ、最終章の「自由意見」において、様々な意見、要望が生の声として掲載されています。
「一般高齢者調査」「在宅認定者調査」に共通する要望として、コミュニティバスの無料化、コミュニティバスの厚生病院行きなどの増便、を求める声が多数あがっています。
少し話しは違いますが、6月定例会で江幡議員が「免許返納者への運転経歴証明書手数料の補助支援は出来ないか」の質問で、町長が「手数料補助は難しいが、現在、申請者に対してだけコミュニティバス回数券を配布しているものを一律渡したらどうかと考えている」、というご答弁をされました。
ぜひ、町長の考えをもう一歩進めて頂き、65歳以上の高齢者は、コミュニティバスの利用無料、厚生病院など利用頻度の高い場所への増便を、「大口町高齢者等実態調査報告書」にある、生の声、悲痛な叫び、切迫した事情をおくみいただき、ご一考頂く事をお願いし、質問を終わります。」
資料によれば、今から10年後の2033年(令和15年)には、大口町の65歳以上の高齢者は6000人を超える見込みとなっています。私もその1人に入ります。
こまき巡回バス「こまくる」(小牧市のコミュニティバス)は、65歳以上の高齢者は「無料」となっています。
大口町が、高齢者対策において、高齢者の「足」の対策を考えるならば、現在稼働しているコミュニティバスの増便、無料化へのシフトチェンジは、水が高い所から低い所に流れるように、ごく自然の流れではないかと思います。
町長の英断に期待したいと思います。
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大口町高齢者ほほえみ計画策定に向けてのアンケート回収状況表です。
対象高齢者の方々の高い回収率に切迫した思いが読み取れます。