少しフライング気味ですが、地元豊田区の事なので皆様にお知らせします。
昨日(3/21)、大口町における「公共施設等総合計画(案)」改定の資料が配信されました。
公共施設等総合計画とは、公共施設の維持管理にあたっては、無秩序に行うのではなく、耐用年数、予算など総合計画を立て、修繕、長寿命化、建替えを検討していく、という事です。
平成26年(2014)4月、総務省が全国の地方自治体に策定要請を発出し、本町においては、平成29 年(2017)3 月に「公共施設等総合管理計画」を策定しました。
この度、総務省の「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針」の改訂や本町を取り巻く状況の変化を踏まえて、本計画の改訂が行われました。
その案が昨日届いたのです。
その計画の中に「南保育園」建替えの検討が含まれていました。
いよいよ計画の俎上に上がったわけです。
この事は、今年、来年という話しではありませんので、お間違えの無いようにしてください,ね。(笑)
ちなみに「南保育園」は築後約40年が経過しており外壁にひび割れが生じているようです。(資料より)
この計画案には、「人口の現状と見通し」についても統計が示されていました。
平成25 年度(2013)から令和4 年度(2022)にかけての統計ですが、行政区別にみると、豊田、外坪、垣田の3 行政区は、人口が減っており、それ以外は人口が増えています。
「豊田区」は、平成25年度1,889人、平成28年度 1,907人、 令和元年度1,852 人、令和4年度1,833 人となっており少しづつ減少しています。
この事が、南保育園建替えの検討において、「園児の減少」という懸念の材料になる可能性があります。
ただ、発想を変えれば、保育園機能のみの施設ではなく幅広い年齢層も使用でき、かつ、年齢層が融合できるような施設にする事が出来れば、とても有効的なものになるのでは、とも考えることはできるわけです。
さて、今後どのように進められていくか、という事が気になるところです。
資料では、
「議会・住民との情報共有マネジメントを行う上では、施設の実態に関する問題意識や情報を議会・住民と共有しながら推進することが重要であり、特に、公共施設等の統合・削減については、実際に自分の利用している施設に関係する部分も多く、十分に時間をかけて話し合うことで合意形成を図ることが重要です。そのため、個別の事業の実施(計画)段階において説明するだけでなく、日頃から議会や住民への情報提供等を積極的に行うことにより、行政と住民との相互理解を高めていくための体制づくりを目指します。」
としています。
施設を使用する周辺住民の方々や地元議員を含めて、施設の在り方を決めて行く方針です。
「南保育園」の在り方もそのように進められていきます。楽しみですねー。
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