令和5年8月25日(金)全員協議会が開催されました。
議題に「大口町商工会エネルギー価格高騰対策支援金給付事業に係る大口町商 工業振興事業費補助金の増額について 」が上程されました。
エネルギー価格高騰の影響により厳しい経営環境におかれている町内の中小企業・個人事業主様の事業継続の一助とするため 「5万円」を支給するというものです。
大口町商工会が申請窓口になりますので、ご注意ください。
(役場ではありません。)
詳細は、下記をご参照ください。
※これは、大口町小規模・中小企業振興会議からの提案であがってきたものです。
私は、議員になる前はこの振興会議のメンバーでありました。
今回の案件から、活発で有意義な振興会議が、今なお継続されている事に旧メンバーとして嬉しく思ったしだいです。
1 概要
エネルギー価格高騰の影響により厳しい経営環境におかれている町内の中小企業・個人事業主の事業継続の一助とするため大口町商工会が次の事業を実施します。
大口町は、大口町商工会が実施する本事業に対し、大口町商工業振興事業費補助金を増額し、その取組を後押しします。
2 大口町商工会が行う事業概要
(1) 事業名称 大口町商工会エネルギー価格高騰対策支援金
(2) 申請期間
令和5年11月1日(水)から12月28日(木)まで
※11月から申請できますが、12月28日(木)で終了となります。
期間が決まってますので、お早目に申請される事をオススメします。
(3) 対象者
次の要件のすべてを満たす者とします。
ア 令和5年8月31日(木)時点において町内に本社又は主たる事業所を有
する商工業者であること。(大手企業、直営チェーン店を除く。)
イ 主たる収入として事業による売上「事業収入」を得ている事業者であり、
事業所得のうち営業等の区分で確定申告を行っている者であること。
ウ 今後も事業を継続する意思があること。
エ 以下のいずれにも該当しないこと。
(ア) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第5項に掲げ
る「性風俗関連特殊営業」及び同条第13項に規定する「接客業務受託営
業」を営む個人事業者又は法人
(イ) 暴力団、暴力団員等の反社会的勢力に属する者、暴力団、暴力団員等と
密接な関係を有するもの、代表者又は役員が暴力団員等となっている法人
(ウ) 政治団体
(エ) 宗教上の組織又は団体
(オ) 協同組合等の組合(営利事業を行う組合を除く。)
(カ) 一般財団法人、公益財団法人、一般社団法人、公益社団法人、学校法人、
医療法人、農事組合法人、社会福祉法人など
(キ) その他本支援金の趣旨、目的に照らして適当でないと認められる個人事
業者又は法人(会社員による副業等また主たる収入が農業収入の事業者)
(4) 支給額 5万円
(5) 支給回数 1事業者につき1回まで
(6) 申請方法及び提出先
ア 申請方法 郵送
イ 提出先 大口町商工会事務局
※申請書の提出先は、大口町商工会になります。お間違いなく!
3 予算
エネルギー価格高騰対策支援金分 43,650,000 円(@50,000 円×873 事業所)
事業実施事務費 1,500,000 円(振込手数料、郵送料、チラシ等)
計 45,150,000 円
※9月議会補正予算に上程予定です。
この議会で可決されたのちに執行されます事をご了承ください。
追記
9月議会にて補正予算は可決されましたのでこの事業は執行されます。
ぜひ、ご活用ください。
さて、残念な事にエネルギー価格の高騰は止まるどころか、ますます進んでいますね。
このため岸田政権は、9月に期限を迎えるエネルギーに関する補助金を「延長」の方向で動いています。
今回の「5万円の支給」は、大口町独自の政策補助金です。
町内の中小事業者、特に個人事業主の皆様にとっては、事業継続の一助になるかと思います。
ぜひ、お役立てください。
それにしても、政府はもう少し対策を打てないものですかねぇー。
エネルギー高騰は、資源価格の上昇だけではないです。
急激な「円安」こそが、現在のエネルギー高騰の原因であります。
「円安」の原因は、シンプルに日本と米国の金利差から来ているものです。
日本の異次元の量的緩和策や金利を人為的に抑える政策の歪が、「円安」という形で現れたのです。
日本の「円安対策」の遅さを見越して、投機筋から「円売りドル買い」の資金が投入され、さらに「円安」に拍車をかけています。
私たち庶民には関係ないところで、「円」がもてあそばれているようで気分悪いですよね。(怒)
政府は、超円高(80円以下)の時に、それを食い止めるために米国債を大量に買っています。
今、それが「円安」のおかげ(!?)で爆益になっています。いわゆる為替差益というものですね。
なおかつ、保有する米国債からの莫大な金利収入も受け取っています。
保有する巨額の米国債権を使って、投機筋などに圧力をかけ、行き過ぎた円安を食い止めれないものか、などと考えたりします。
私の立場でどうこう出来るものではありませんが、一国民としてやんぬるかの思いにはなります。
最後は、愚痴っぽくなってすいませんでした。
止まない雨はありません。いずれは、「晴れ」がさします。
今は苦しくとも、いずれ展望が開けてくることを願い、一日一日を大切にして、お互い頑張っていきましょう。