研究の道筋は、修士論文・博士論文の作成も、研究論文の作成も、基本は同じです。
テーマの決め方や論文ができあがるまでの時間はケースバイケースですが、教員と相談しながら進みます。
抱えている当面の課題(研究トピック参照)など、その時々のこちら側の事情(研究費)に大きく左右されますが、いくつか選択肢を作って選んでもらうことになるでしょう。やってみたいテーマがある人や自分でどんどん進められる人はこの限りでありません。
その時のお財布(研究費)次第ですが、テーマと費用とにらめっこです。へんぴなところへ観測にでかけることもあります。
これまでの例:名古屋や東京の都市大気、立山の山岳大気観測、立山の積雪、観測船で南極海の海洋大気観測、南極観測(1985年と2004年)、沖縄・辺戸岬、鳥取での大気観測など。
フィールドでは、気象要素、個数粒径分布・粒子数濃度の計測、粒径別エアロゾルのサンプリング、SO2やアンモニアなどのガス濃度測定も同時に行うことが多いです。
化学分析ができると研究テーマの幅も広がりますし、潰しがききますが、物理計測や顕微鏡を使った仕事もあります。学内のTEMや分析機器を借りて解析することも。観測・実験以外にも、すでに取得済みのデータ解析でもやってみたいことがたくさんあります。
生データを見やすい図にすると次の解析に向けたアイデアが浮かんだりします。見やすい図とわかりやすい表はとても雄弁です。
図・表を見ながら、すべてのピースがはまるような瞬間を感じたら鳥肌ものですよ!もう研究が止められなくなっちゃいます。
xxは人によって潮干狩りだったり、雪掘りだったりカラオケ、高いところなど、いろいろでしょうね。
めったにないが、そんなこともあった・・・・