犬吠埼 八雲(いぬぼうざき やくも)
「Walking on the Moon's edge」
年齢:32歳 性別:男
出身:日本 職業:作家
誕生日:2月17日(スマルト #4C5E74)
血液型:B型 利き手:左
身長:170cm 体重:58kg
髪の色:黒 瞳の色:黒
家族構成:父、母、八雲、妹
一人称:俺 / 私
二人称:オマエ、アンタ / ~さん
三人称:~さん
好きなもの:雨、チョコレート、コーヒー
嫌いなもの:暗闇(スランプ時の感覚に似ているから)
イメージ動物:黒猫
イメージソング:なとり「フライデー・ナイト」
イメージカラー:柳煤竹(#4A593D)
性感帯:髪×2、のどぼとけ、瞼、頬、口蓋(上顎)、頬肉、喉奥、臍
✦ ステータス
STR:13 CON:9 POW:16 DEX:10
APP:9 SIZ:13 INT:13 EDU:19
HP:11 MP:16 SAN:80 IDE:65
幸運:80 知識:95 DB:+1D4
現SAN値:80/97(不定領域 64)
✦ 特徴表
なし
✦ 技能
聞き耳:50(0+25+0)
写真術:15(0+0+5)
図書館:80(55+0+0)
目星:52(0+25+2)
説得:80(65+0+0)
ほかの言語(英語):50(49+0+0)
オカルト:66(61+0+0)
クトゥルフ神話:2
芸術(詩的表現):61(50+0+6)
考古学:41(0+40+0)
心理学:60(55+0+0)
人類学:41(0+40+0)
歴史:65(45+0+0)
✦ 呪文
なし
✦ 所持品
スマートフォン
財布
ハンカチ
✦ アーティファクト
なし
✦ 後遺症
なし
✦ メモ
幼少期に顔面に熱湯をかぶってしまい、いまでも火傷の痕が残っている。
外出できない代わりに与えられた本の世界に没頭しつづけた結果、作家になった。
ペンネームは名字の漢字を変えた『狗吠崎』。読みもそのまま『いぬぼうざき』。
代表作は『惜春』。余命いくばくもない男と枯れかけの桜の精が、死ぬまで二人で過ごした時間を描いたもの。ハッピーエンドか否か、恋愛ものか否か、でちょこちょこ議論が起こっていたりする。
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・『惜春』
「……おい、そこで首を括るな。枝が折れる」降ってきた声に驚いて見上げれば、和服をまとった美しい男が桜の枝に腰かけながらぼくを睨みつけていた。短い余命宣告に絶望した〝ぼく〟が出会ったのは、枯れかけたこの桜の精だという――。いずれ消えゆくふたりが過ごした、とある春の話。
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異類婚姻譚系の作品が多い。人と人ならざる者とのすれ違いや文化の違いを表現するのが好き。恋愛ものというには甘さより切なさの方が多く感じられる作風が強め。
幸せに終わるときもあるし、すれ違いで切ない別れになることもある。そこはまちまち。
部屋の本棚には執筆のために集めた民俗学やオカルト系の本、歴史書、心理描写の研究のために買った心理学の本などがずらりと並んでいる。
好きなものを書いて評価を得ている一方で、似たような作風や展開を書きがちになってしまうのが最近の悩みの種。
火傷痕+三白眼のせいで人相は悪いが愛想が悪いわけではない。笑顔も作れる。
いわゆる【外行きの顏】の時は一印象も「私」に変えて、丁寧な口調で話すことを心がけているが、距離が縮まるにつれて砕けた口調になるので好感度がわかりやすい。
担当編集者である七楸に対しては信頼しているが、仕事相手なのもあって基本的に丁寧な口調で話している。心の距離が遠いわけではないのでプライベートの時は多少砕ける。
悪友である真菰野 凍也と会話をしている時は完全に素。なので「オマエ」とか「~ねェよ」とか、荒めの口調になっていることが多い。
八百万八刑事に対しては一層努力して丁寧な口調を心がけているが「融通きかねェ奴だな」と思っているので、張り付けた笑顔の裏でイライラしているかも、しれない。
先輩小説家の花渡瀬 鹿乃介の作品は凄いと思ってるし、面白いし、尊敬もしているが、助言が的確過ぎて痛いので嫌い。自分が気にしているところを毎回つついてくるので嫌い。
また「いずれ越えてやる」という対抗心が強いので、出会うと猫のように毛を逆立たせている。
✦ 通過済みシナリオ
「Walking on the Moon's edge」
スランプ脱却の気分転換とネタ探しのために調べ始めたことがあんなことに繋がるなんて思いもしなかった。電子ドラッグのせいで何度か自殺未遂していたが、現在は相変わらず花渡瀬より発刊数を上回る面白い作品を書き上げることを目標にしている。
予想外のこと、といえば花渡瀬との関係も大きく変わった。夜分遅くまで執筆していた自分を待っていた花渡瀬を「帰したくない」と思って咄嗟に引き留めてしまった。彼に対する好意はあるものの、つい意地を張った物言いをしてしまう。優し気な瞳で見つめられるのは慣れなくて正直ドキドキしている。
かつては彼の鋭すぎる洞察力に驚きつつ警戒していたが、それが共感覚のせいと知って納得したし、グロッキーになっている姿を見て心配にもなった。感情を見抜かれると分かった現在もあえて隠す気はない。恋人ではあるが、作家として敵対心を燃やしているのは変わらない。
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・『心中』
自分の意見をつい吞んでしまい、周囲に流されがちな主人公。夏休みの思い出作りとして肝試しに行くというクラスメイトの誘いを断れずに、彼らと共に山中の廃墟へと足を運ぶことに。植物が侵食して窓を覆う室内にはじっとりとした闇が広がっており、足がすくんだ主人公の耳元で「誘い、断ればよかったって思ってるでしょ」と見知らぬ声が嗤った――。
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今回、八雲が書き上げた小説。
自分の本音を見抜き、突き付けてくる存在に付きまとわれる事となった主人公が、少しずつ胸の内をさらせるようになっていく話。思春期の成長物語なので結末は明るい。それはそれとして肝試しシーンや「~だと思ってるでしょ」と言われるシーンでのホラー描写が怖い、と話題になった。
今回の〝気分転換〟で起こったことや感じたことをベースに書き上げているので、闇への恐怖が落とし込まれていたり、登場人物が少しだけ八雲と花渡瀬に似ている。