安土 弓弦（あづち ゆずる）

なし

祖父の代から続く古書店の次女で、将来は現店主の父からその店を継ごうと考えている。古い紙の匂いが好きで子供のころから店の本を読んだり、祖父から目利きのコツや知識を聞いたりと姉妹の中で一番古書と触れ合う時間が多かった。

現在は祖父から伝授された知識を使って、遠くの古書店や、のみの市で掘り出し物の古書を手に入れたりるのが趣味になっている。

好きな本は歴史関係の本。戦記物に触れていたためか【ラテン語】がほんの少しだけ読める。

知識欲に溢れており、新しい知識を手に入れることが大好き。中学校の頃に授業の一環で作った和綴じにハマって以来ずっとノートを自作しており、気になって調べたことや人に聞いたことはそれにメモするようにしている。

弓道は武道が好きでいろいろなものに手を出した姉の影響で始めた。姉が辞めた後も続けた結果、大学でも部活として選ぶほどハマった。始めたての頃はよく指を怪我しており救急セットを持ち歩く癖がついたので、今でもポーチに入れて持ち歩いている。

また、”女だから”と狙われることは少なからずあるから、と姉から自己防衛ができる程度の蹴りなどを教わった。とはいえ、戦うよりは逃げる隙を作る威嚇のようなもので実践向きではない。

読書を始めると没入して周りの音が聴こえなくなるタイプだったのだが、弓道を始めてからは周りの音を遮断するのではなく、周りの音をすべて聞いて受け入れるような集中をするようになった。