グルード(Glöd)
「イフの葬送」
「生きた証」
「人形遣いの森」
享年:16歳
身長:170cm 体重:70kg
髪の色:赤 瞳の色:赤 肌の色:普通
暗示:罪人
たからもの:アクセサリー // 花の種
ポジション:オートマトン
メイン / サブ:タナトス / ロマネスク
私は執事ですから、お嬢様の為ならば【冥王】にだってなってみせましょう。
もちろん彼女たちの【援護】も忘れずに。ふふん、出来る執事でしょう?
【円舞曲】を踊るように敵はいなして、【カンフー】で蹴散らしましょう。
【ワイヤーリール】であちらこちらへ動きまわる私は、的からすればさながら【死神】に見えるかもしれませんね。
仕方がありません、お嬢様に仇なすものはみな【鉄球鎖】で細切れのミンチにしなくては。
この【ガントレット】であれば、振り回すことなんて朝飯前でございます。
嗚呼!【アドレナリン】がドバドバでてきます!なんて快感なんでしょう!
……おっと。はしたないですね、失礼しました。執事たるもの落ち着いて掃除くらいできなくては、ね?
✦ スキル
援護 / 冥王 / 死神 / 円舞曲 // 災禍
✦ 強化パーツ
頭:カンフー / アドレナリン
腕:鉄球鎖 / ガントレット / ワイヤーリール
胴:- //スチールボーン
脚:-
✦ 記憶のカケラ
【炎】
燃え盛り、周囲を包み込む炎の中。揺らめく熱の塊に、あなたは恐怖よりも陶酔を、感じ取っていた。あの炎をもう一度、あの陶酔をもう一度、感じてみたい。今は燃える物さえ少ない世界だけれど……。
【雨の中】
どしゃぶりの雨の中、あなたは立っていた。雨の音と降り注ぐ水だけで、周囲の景色もわからない。雨は黒くも、強酸でもない、ただあなたの体を濡らし冷やしていくだけの雨。それがひどく懐かしく切ない。
【名前】
ノートに並んだ沢山の文字。お手本通りの綺麗な筆跡は、練習の成果だ。書き取りの宿題に花丸をつけて、お嬢様の頭を撫でる。「ねえ、グルードって、つづりはどう書くの?」ペンを借りて、ノートに名前を書く。それを真似るように、お嬢様はあなたの名前を書く。「G…l…ö…d……グルード! すてきな名前。わたし、好き」
【終戦】
世界が核に焼かれ、人は滅びた。ネクロマンサーによる代理戦争も、敵がいなくなればそれでおしまい。そんな時に声を掛けて来たのが旦那様だった。「死体を焼くバイトで良ければ、やってみるかい?」実際のところはゴミ処理と掃除、その他雑用だったけれど。それでも結局、執事としてこの屋敷に居着いてしまった。
【綺麗なナイフ】
あなたは『イフ』が8才まで生きられないことを知っていた。
『イフ』はドールを造るための材料だ。
そのために生まれ、そのために育てられた。
……ついにその時がやって来て、あなたは初めて『旦那様』に反抗した。
出来ません、彼女を殺せません、ごめんなさい――そんな言葉が涙と共に零れ落ちた。