道目木 時雨どうめき しぐれ

Walking on the Moon's edge

年齢:41歳 性別:男

出身:日本 職業:作家

誕生日:4月1日(薄桜 #fdeff2)

血液型:O型 利き手:右


身長:193cm 体重:76kg

髪の色:黒 瞳の色:黒


家族構成:父・母(絶縁状態)、姉、弟

一人称:俺

二人称:~くん / ちゃん / さん

三人称:~さん


好きなもの:煙草、料理

嫌いなもの:特になし

イメージ動物:バーニーズ・マウンテン・ドッグ

イメージソング:友成空「鬼ノ宴」

イメージカラー:藍鉄色(#003A47)


性感帯:頭皮、鼻×2、頬、頬肉、腰骨、会陰、鼠径

✦ ステータス 

STR:11 CON:11 POW:15 DEX:12

APP:10 SIZ:17 INT:15 EDU:20

HP:14 MP:15 SAN:75 IDE:75

幸運:75 知識:100 DB:+1D4


現SAN値:76/97(不定領域 60)

✦ 特徴表 

なし

✦ 技能 

聞き耳:75(0+50+0)

図書館:80(55+0+0)

目星:75(0+50+0)

製作(料理):55(0+50+0)

説得:83(65+0+3)

ほかの言語(英語):50(49+0+0)

オカルト:50(45+0+0)

クトゥルフ神話:2

芸術(誌的表現):84(75+0+4)

心理学:70(65+0+0)

歴史:66(46+0+0)

✦ 呪文 

なし

✦ 所持品 

✦ アーティファクト 

なし

✦ 後遺症 

なし

✦ メモ 

代々医師を輩出している医師家系の長男だったが、作家の道を選んだことにより絶縁されている。姉と弟だけは未だにやり取りをしているが、お互いの誕生日を祝って生存報告するくらい。(両親に知られると面倒くさい&もういい大人なので)


特待生制度の活用や、アルバイトで学費を稼いで大学まで出た努力家。厳しい家柄だった影響か『完璧主義者』のため自分には厳しめだが、それを人に強要することはない。

遊んでいるように見えて純情な人間なので好きになったら一途なタイプ。


ペンネームは『花時雨』。由来は、桜が好き+自分の名前から。

恋愛小説家。ストレートな文章の書き方をするのでサクっと読めるタイプの作家として紹介されることが多く、10代~20代の読者層が厚い。

代表作は『花よ、散らないで』。タイトルが悲恋を匂わせてくるが、最初から最後まで甘酸っぱい青春の恋模様を描いたもの。淡い初恋の思い出がある人、今まさに恋をしている人に〝刺さる〟と話題になった。

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・『花よ、散らないで』

振り返ってプリントを渡してくれる彼の爪は、校則違反の黒いマニキュアでツヤツヤに飾り付けられている。ピアスもつけて髪も染めているのに、他の子より恐くないと思うのは笑った顔が綺麗だからなのかもしれない。そんなことを考えながらプリントを受け取ると、にこっと彼が柔らかく笑った。ああ、もう!ずるい!どうか、全力疾走した後みたいに跳ねる心臓の音が、彼には聞こえていませんように!

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青春をテーマにしたものが多いが、それは本人が過ごせなかった時間を取り戻すかのように作品に落とし込んでいるから。こんな青春が過ごしたかったな、という願望が垣間見えている。

大人の恋愛ものも書けないことはないが、思春期の揺れ動く感情や柔らかい心を尊く感じているので、それを書くのが純粋に好き。


パーティーなどでの正装はスーツを選ぶ(本人曰く、目立ちたくない)が、普段は着流し姿で過ごすことを好んでいる。記者が入れたり、最後に記念撮影が行われるパーティーは絶対に欠席する。

純粋に作品を楽しんだり評価して欲しいだけで、自分自身の情報はノイズになると思っているので、何が何でも顔出しはしない。インタビューは対面ではなくメールでやり取り、かつプライベートな質問以外なら対応している。


酒も嗜むが、ザルというほど酒に強くはない。基本的に外(というか真菰野のバー)で飲むことが多いが、お歳暮で酒やつまみになる食材が届くと家でも飲んでいる。

外食で気に入った料理を再現してみるのが好き。ただし、よっぽど気に入ったものでないとやらないので滅多にない。

喫煙者。『ブラックデビル』を好んで吸っているが、独特な香りゆえに外ではあまり吸わないようにしている。代わりに家ではガンガン吸っているため、常に甘い香りをまとっている。


休日の公園や放課後のゲームセンターなど、どちらかといえば若い世代の恋人がいそうなところを散歩がてら散策して、常にネタ探しをしている。お供は砂糖少量の抹茶ラテ。

SNSアカウントは作家としての告知アカウント(本当に告知しかしてないのでプライベートは一切見えない)と、ネットに転がってる『恋のおまじない♡』などのオカルトネタや、流行ネタを仕入れるための鍵アカウントがある。

作家アカウントのアイコンは桜の写真。毎年、桜の時期になったらこっそり更新されている。一部の熱心な読者は気づいているかもしれない。


担当編集者である七楸に恋慕の情を抱いている。原稿を読む時の真剣な表情に惹かれ、熱心な読者でありつつ、忌憚のない意見を伝えてくれる彼からの「面白い」という言葉がこの世の何よりも嬉しい。七楸が担当から降りる、と言い出したら筆を折るレベルで七楸の言葉に依存している、が本人は気づいていない。重い。

真菰野 凍也は悪友であり、飲み仲間であり、料理の先生orアドバイザー。正直にいって自分より料理上手なので「自分で作るより、真菰野のところで食べた方が酒も飲めるしな」と足を運びがち。バーだぞ、飯を食いに行くな。

八百万八刑事に対しては、若者らしくパワフルに頑張ってるな、と思っているくらいで、追い返されてもあまり気にしていない。

プライベートを明かさないスタンスは、先輩の花渡瀬 鹿乃介を参考にしている。また、彼の鋭い指摘や助言はそのまま素直に受け取っており、敵対心や反発心などはない。「花渡瀬さんは花渡瀬さん、俺は俺」スタイル。

あとがきを書かない花渡瀬とは反対に、道目木はそこそこ書く。執筆中の作業用BGMとか(クラシック音楽だったり、ヒットソングだったり、たまに季節の鳥の鳴き声とか)書いてるかも。

✦ 通過済みシナリオ 

「Walking on the Moon's edge」

以前から恋愛感情を抱いていた七楸と想いが通じ合ったので、恋人同士になった。七楸が思っていた以上に時雨のことを好いており、どんな事でも受け入れてしまうので、基本的に勝てない。七楸に「‶僕の〟先生」と言われるのが正直、かなり好き。

七楸の過去を知り、自分の生み出したものが彼を救っていたことに胸がいっぱいになった。医者として生きることを求められていた環境から飛び出したので、自分で選んだ作家の道でも『誰かの役に立てていた』という事実に救われている。なお、本人に自覚はない。


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・『黒百合の花束』

「くろゆり様って知ってる?」「『恋が叶うおまじない』なんだって――」

椿・桂輔・花梨の3人は保育園の頃から仲の良い幼馴染グループだった。小さな頃からどこへ行くのも一緒で、高校になっても勉強会は誰かの家でするほどだ。だが、それも長くは続かなかった。今からたった数時間前、椿は見てしまったのだ。桂輔と花梨が2人で楽し気にショッピングモールを歩いていたところを。桂輔への恋心を隠して幼馴染との時間を過ごしていた椿の心には、一滴の黒いシミが広がっていた。

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今回、時雨が書き上げた小説。

いつもの青春恋愛小説にエッセンスとしてオカルトホラーを混ぜたかと思いきや、幼馴染への淡い恋心をおまじないによって『執着心』に変質させていく、というシーンの描写がそこそこ怖いので「なんか怖い目に遭って、吊り橋効果でくっつくのか?」などと思っていた読者はちょっとびっくりする。

ちなみに、椿の様子がおかしくなっていく描写は、電子ドラッグの影響で『破壊衝動』に蝕まれた経験をベースにしている。