頸部とは、頭部と体幹(胸郭)を連結する解剖学的領域を指します。
骨・椎間板・神経・血管・筋・気道・消化管が密集する高度機能領域です。
7椎から構成
C1:環椎(atlas)
C2:軸椎(axis)
C3–C7:一般頸椎
代表的変性疾患:頸椎症
環椎後頭関節(C0–C1)
環軸関節(C1–C2)
椎間関節(facet joint)
上位頸椎は回旋機能に特化(全頸部回旋の約50%)
C2–C3以下に存在。
後外側に突出しやすく、神経根圧迫の原因となる。
代表疾患:頸椎椎間板ヘルニア
延髄から連続
C5〜T1 → 腕神経叢形成
脊柱管狭小例:頸部脊柱管狭窄症
僧帽筋
胸鎖乳突筋
斜角筋群
頭長筋・頸長筋
後頭下筋群
✔ 可動域が広い(屈曲・伸展・回旋・側屈)
✔ 支持構造が比較的脆弱
✔ 神経圧迫リスクが高い
✔ 姿勢影響を強く受ける(ストレートネック)
頸部の疾患
椎間板変性・骨棘形成・椎間関節変性
主な病型:
神経根型
脊髄型
混合型
神経根圧迫が典型
外傷性頸部症候群
環軸椎損傷
圧迫骨折
棘突起骨折
(椎間板・骨棘などによる)
腕神経叢圧迫
僧帽筋
肩甲挙筋
胸鎖乳突筋
両側手指しびれ
歩行障害
排尿障害
夜間安静時痛
発熱