肩関節の受け皿にある軟骨(関節唇)の上方部が上腕二頭筋の腱とともに剥がれる損傷です。投球、バレーのスパイクなどの腕を頭上に上げる動作の繰り返し、または転倒時の強打が主な原因で、肩の深部の痛みや不安定感を引き起こします。20〜40代に多く、放置すると慢性的な痛みに繋がるため、早期の専門的リハビリや関節鏡手術が検討されます。
若年~中年層(20〜40代に多 い)
投球動作・オーバーヘッドスポーツ:腕を強く振り上げる動作(特にコッキング時)に負荷がかかる。野球の投球動作、バレーボールのスパイク、テニスのサーブなど
急な外傷: 転倒して腕を伸ばした状態で手をついたり、肩を強打したり
重い物を急に引いた
交通事故・事故: 転倒や事故で肩に強い衝撃が加わり、関節唇が引き剥がされ
Type I:加齢変性
Type II:上腕二頭筋付着部剥離(最多)
Type III:バケツ柄断裂
Type IV:二頭筋腱に断裂が及ぶ
※ 臨床的に問題になるのは Type II
腱板損傷:挙上困難・筋力低下
五十肩:他動制限
インピンジメント:挙上痛・肩峰下
上腕二頭筋腱炎:前方局所痛
肩の深部痛: 投球や腕を挙げた時に、肩の深い部分に痛みやクリック音(引っかかり感)を感じる。
投球時・挙上時の痛み
特定角度での引っかかり感
クリック音・引っかかり感
肩の不安定感: 肩関節が外れそうな感じや、ぐらつく感じがする。
可動域制限・筋力低下: 肩の運動制限や力が入らない感覚。
日常生活の支障: 服の脱ぎ着、高いところの物を取る動作が困難になる。
※ 夜間痛は腱板損傷ほど強くないことが多い
痛みを誘発する動作の制限
肩甲骨・体幹機能改善
腱板機能の再教育
可動域より安定性重視
SLAP損傷は早期であれば保存療法で治ることもありますが、放置して損傷が拡大すると手術が必要になる可能性があるため、肩の痛みが続く場合は整形外科での受診が推奨されます
手技:首~背中、肩辺りの筋肉のほぐし(軽擦)、
物療:干渉波、高周波、ハイボルト、EMS、マイクロカレント、冷・温罨法
運動:肩周り体操
固定:肩は安静を保てる様にする
その他:セルフケア・生活指導
※一人ひとり症状を診ながら施術いたします。全てを行う訳ではありません