定義
脛骨内側遠位1/2〜1/3に沿って発生する過労性下腿内側痛。
骨膜炎というより、脛骨へのストレス反応性障害。
好発
中高生
ランナー
跳躍競技
女性アスリート
扁平足
急な練習量増加が典型。
病態メカニズム
トレーニング量急増
+
足部アライメント異常(過回内)
↓
後脛骨筋・ヒラメ筋牽引
↓
脛骨内側への反復ストレス
↓
骨ストレス反応
進行すると脛骨疲労骨折へ。
主症状
脛骨内側のびまん性痛
運動開始時痛
進行で持続痛
圧痛が縦方向に広い
“点”なら疲労骨折を疑う。
評価
🔍 8〜10cm程度の広範囲圧痛
🔍 Hopテスト軽度陽性
🔍 扁平足傾向
🔍 練習量急増歴
治療戦略
■ 急性期
運動制限
冷却
物理療法
■ 回復期
足部アーチ調整
下腿柔軟改善
股関節安定化
■ 予防
負荷漸増原則
シューズ適正化
運動を休む期間
軽症(運動後に痛む): 1日〜1週間程度
中等症(運動時・後も痛む): 1週間〜2週間程度
重症(日常生活でも痛む): 2週間〜1カ月以上
慢性化・再発: 2〜3カ月以上
手技:下腿の筋肉のほぐし
物療:TENS、干渉波、高周波、超音波(LIPS)、ハイボルト、マイクロカレント、EMS、冷・温罨法
固定:包帯固定、テーピング
運動:下腿の強化とバランス、ストレッチ
その他:セルフケア・生活指導
※一人ひとり症状を診ながら施術いたします。全てを行う訳ではありません