肩の後ろから脇の下を通る腋窩神経が四辺形間隙(Quadrilateral space)という狭い場所でで圧迫・牽引・絞扼されることで三角筋の萎縮、肩外側の感覚鈍麻、腕の挙上困難を生じる起こる神経障害。
肩の外傷後やオーバーヘッド動作の多いスポーツで発生する。
腕神経叢(後索)
→ 四辺形間隙
→ 三角筋・小円筋を支配
→ 上腕外側上皮神経(感覚)
上:小円筋
下:大円筋
内:上腕三頭筋長頭
外:上腕骨外科頸
👉 最も絞扼されやすい部位
肩関節脱臼(特に前方脱臼)
上腕骨外科頸骨折
強い牽引外力
野球・バレーボールなど反復挙上
三角筋肥大
姿勢不良(肩甲骨下制・前傾)
肩外転筋力低下
腕が上がりにくい(特に90°付近)
三角筋の萎縮
肩外側(ワッペン領域)のしびれ・違和感
肩外側〜後方の鈍痛
深部痛は少なめ
三角筋の左右差・萎縮
外転時の力が入らない
90°外転位での不安定感
圧痛は必ずしも明確でない
👉 「痛みより力が入らない」が重要なヒント
原因動作の制限
肩甲帯アライメント修正
三角筋・肩周囲筋の再教育
神経走行部への圧迫軽減
神経回復には時間が必要
手技:首~背中、肩~腕辺りの筋肉のほぐし(軽擦)、
物療:干渉波、高周波、ハイボルト、EMS、マイクロカレント、温罨法
運動:肩周り体操
その他:セルフケア・生活指導
※一人ひとり症状を診ながら施術いたします。全てを行う訳ではありません