ほとんどの日本人の方は、出産前に日本のご両親を呼び寄せて、数ヶ月ほど滞在してもらっているようですが、中にはそれをせずにご夫婦2人だけで乗り切る方もいらっしゃいます。ここでは、その方法と体験談を紹介します。
お手伝いさんを雇う
【体験談】
月一回お掃除をしてくれる人と、週二回お手伝いさんをお願いしました。どちらも妊娠中から来ていただき、お互いの相性を見ました。お手伝いさんには、お買 い物とお洗濯をお願いしています。私の出産が11月だったので大雪の中、子供を抱えて買い物に行かずにすみ、とても良かったです。 (2009)
Doula(産褥婦サービス)を利用する
アメリカには、Doulaという産褥婦サービスがあります。Doulaは、Birth Doula と、post-partum doula の2種類です。
Birth Doula
出産の手助け(精神的なサポートや陣痛・出産などの手助け)で、妊娠後期ごろ面接して条件の合う人を決め、いろいろ相 談します。人によっては、産後もしばらく電話等でアドバイスに乗ってくれる人もいるらしいですが、ほとんどのBirth Doulaは、出産後にはサービスを終了するそうです(アメリカ人の友人談)
Post-Partum Doula
出産後の手助けをするDoulaです。家族の世話や赤ちゃんの世話のアドバイス、人によっては料理や家事もやってくれ るそうです。こちらも妊娠中に会って自分と相性のいい人を見つけます。でも、当たり外れがあるようなので、頼む場合はいろいろ話し合って決めた方がよさそ うです。(アメリカ人の友人談)
上の子の世話
【体験談】
出産日は予め指定され病院へ行く時間帯も早朝と決まっていたので、上の子供は前日の就寝後に友人宅に預けてから病院に行くことができました。出産後は上の 子供を病室に泊めていもいいといわれましたが、夫と子供は一緒に病室で夕飯を食べた後、家に帰ってもらいました。子供は夫いわく、私がいないほうがわがま まをさほど言わずスムーズに夫と過ごせたようです。 (2009)
【体験談】
私のおすすめは、昼間は旦那様に上の子をできるだけ外に連れ出してもらうことです。生まれたばかりの下の子はまだそれほど手がかかりませんが、上の子はそ ういう訳にもいきません。新しい家族が増えて、新しい環境に馴染むまでに子供なりに混乱したり、時には嫉妬したり、赤ちゃん返りしたりなど上の子には結構 手がかかるものですし。上の子用のおもちゃやDVD、クラフト用品など家の中でも楽しめるグッズを用意しておくのもよいかと思います。 (2009)
【体験談】
12歳以下の子どもは、Mageeで開催されるChildren at birthというクラスを受講すれば、0歳だろうがLaborに入れます。クラスの担当者いわく、メインサポーター以外にもう一人大人が居るのが望ましい らしいのですが、子どもがLaborを出たい時に、そのメインサポーター(うちの場合は主人)が子どもを外に連れ出して、その間Laborに私一人でも大 丈夫なら、主人一人の付き添いでもOKと言われました。
48時間の入院中ですが、色んな人からの情報によると子どもでも出入り自由みたいなので、おそらく上の子も病室に泊まる事は可能かと思います。でも、部屋は小さく、寝る場所も一人用のソファーベッドがあるだけなので、ちょっと子どもにはきついかもしれません。(2009)
産後の食事
【体験談】
食事に関しては、臨月に入った頃から冷凍庫にストックを色々入れておいて、これを夕飯にしました。お昼は東京商店でお弁当を買ってきてもらって食べました。
トレーダージョーズの海老餃子やアサリの白ワイン蒸し(少し砂が混じっていますが・・・)の冷凍食品も結構美味しいです。コスコの缶詰のクラムチャウダーや海老ワンタンスープも同様に美味しいです。(2009)
【体験談】
昼食はアパート内にあるカフェでテイクアウト、夕食は友人達が持ってきてくれたり、夫が作ったりしていました。冷凍食品や夕食を多めに作ってストックもしておきましたが、それほど食事では困らなかったです。
しばらくは夫に買い物を頼むことになるので、ストックできる消耗品は出産前に多めに買っておき、野菜や牛乳、卵などはいつも買うものを覚えてもらいました。(2009)
【体験談】
トレジョーの冷凍ものは大概おいしいですし、Whole FoodsやGiant Eagleにもチキンをグリルしたものやフードバーがありますよね? あれを上手に利用したり、レストランでのテイクアウトや上の子を連れて行ってもらって外食など。うちは夫が何を思ったか、大きなターキーを買ってきてオー ブンに放り込んでおき、それを2~3日かけて食べ終えたりしてました。サンドイッチにしたり、いろいろ応用可で結構お勧めです。 (2009)
(Dec. 2010)