2019年7月18日
亀山湖 笹川

巨べらダービー2019 - Resurrection of the Forth Year

2019年7月18日 亀山湖 笹川

天候・・・曇りのち時々雨時々晴れ間 南東の風3~4m 

  最高気温27度 最低気温19度

ポイント・・・千葉県 君津市 亀山湖 笹川 倒れ杉先のくぼみ

竿・・・24尺→21尺→27尺→22.5尺

ウキ・・・パイプトップ(2mmストレート)ボディー11cm 浮力 3.9g

仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.0号 ハリ巨べらグラン16号 

  ハリス1.0号 40cm✖60cm

釣り方・・・両マッシュの天々

エサ配合・・・ペレ道・藻べら・グルバラ・尺上・巨べら・粉末マッシュを

各200cc(計1200cc)+粘力山盛り4杯

+水1050cc を手水・練りで調整

釣果・・・44.0cm1枚 他尺ベラ2枚

釣り時間・・・7時30分~16時50分

水温・・・25℃

水位・・・満水

潮周り・・・大潮


活発な梅雨前線により関東では梅雨寒が続き、日照時間は記録的に少ない。このため低水温で推移し、上がった水温が降っては下がり、降っては下がりの繰り返し。7月中旬にしては4度ほど例年より水温が低い。水に手を入れても、いつもなら生ぬるい感じだが、今年は少し冷たく感じる。夏には照り込んで減水すると調子が出てくる片倉や亀山は絶不調。普段は銀座のごとくボートが並ぶ笹川筋には私を含めボートは2ハイ。他のポイントもへら師は少ない。こんな日は、名ポイントの笹川を魚探でリサーチ。柳の生える上流までモジリを観察しながら登った。乗っ込みにはいい場所だが底が砂地の様で、濁りが入り難い。モジリも疎らで何処に入るか?思案した結果。友人の勧めと魚探を見て三本杉に入った。へらっ気が無い。時折水面をざわつかせるのはブラックバスが小魚を追う時と、鯉が跳ねる時。モジリは皆無に等しい。先ずは実績のある24尺から入る。連日の雨でオーバーフローした片倉ダムから落ちたゴミが漂い、アオコが出ている。本来なら亀山の場合はアオコはWELCOMEなのだが・・一投目から弱弱しい触りがあるが小魚だ。時折ブルーギルが弱いツンで釣れて来る。前触れもなくいきなりドカッ!とアタルのは鯉。竿を折られないように頃合いを見計らってハリスを切る。ひと月に数回竿を折る場面に遭遇する。鯉と判ったら無理にファイトすることは禁物。愛アタリを竿がへし折られる。11時頃に「樽木」という銘ポイントに入ったS氏だったが、ゴミが流れて釣りが不能になり止む無く移動。これを機に仕掛け作りも兼ね27尺に変更する。一投目から糸ズレっぽい消し込みが出る。その後も頻繁に変な消し込みが出るが乗らない??エサを締め数投すると2節ドンッというアタリで乗るが、やはり犯人は鯉だった。そのごも時どき鯉がきたりニゴイも来るようになり深いタナにはヘラは居そうにない。14時頃に22.5尺に換える。前回移動して失敗した事が頭にあり。今回は移動せずにこのポイントで最後まで粘ると決めていた。流石にジャミや鯉のアタリをズッと見ていると疲れる(笑)また、眠くもなるが、残りがあと3時間弱なので気持ちを入れ替え釣りに集中する。15時頃少しウキの動きが変わってきた。鯉が悪戯をしなくなってウキの動きが大人しくなった時、落ち込みで当たったので半信半疑で合わせたら乗っているしかもへらっぽい引きだ。暫しファイトをしたのちに姿を現したのは44cmのヘラだった。ここのダムでは大した型ではないのだが不調にあってオデコが無くなったことは嬉しいものだ。そして次はウキが返してツンのアタリで乗る。アタリでへらと判るのだが、これが放流の尺ベラだった。この後、アタリが遠のき16時に同じアタリでまたもや尺ベラが釣れた。そしてラストまでエサを打ち続けたがヘラの反応は無く終了。船着き場に帰りボート屋の主人と話したがこの日は5名出て全滅だったそうだ。本当に今の片倉、亀山は本当に悪い。釣れている時は良いポイントには入れないので、良くない時を選んで笹川に入り静かに49,48cmを釣って居たのだが・・・今年は別。でも通い続ける「また、怪物と出会う時がきっと来る!」こんな魅力が片倉や亀山にはある。自己記録の更新を目標に夢に向かって・・・・