2016年9月8日
河口湖 西湖落とし

2016年9月8日 河口湖 西湖落とし

天候・・・雨のち時々豪雨 最高22度、最低気温17度 南西の風

ポイント･･･山梨県 河口湖 西湖落とし

竿・・・２０尺→２４尺

ウキ・・・カヤ製PCトップ（13～15ｍｍ径）ボディー８cm

仕掛け・・・道糸２．０号 ハリス１．２号 ハリ グランダンゴ8号３０ｃｍ×４０ｃｍ

釣り方・・・両ダンゴの底釣り→グルテンセット

エサ配合・・・夏２００ｃｃ＋冬２００ｃｃ＋ペレ底２００ｃｃ＋マッハ４００ｃｃに水４７０ｃｃ

凄グル１００ｃｃ＋水９０～９５ｃｃ

釣果・・・４３～４２ｃｍ３枚

釣り時間・・・７時～１７時過ぎ

■シーズンオフの河口湖■

全く釣れないのではなく、藻がかなり繁り、これを刈るのに半日掛かり。刈った藻の量は軽トラック1台分にもなる。しかも、そこにヘラが入って来るまでには半日時間を要する。つまり釣りをするのであれば数日掛かりになってしまう。なのでシーズンオフと言う事になる。但し、これをやっているキ印のへら師＝巨ベラ師も居る。また、地元のへら師達は、常にマイポイントに出ては雨の日に照準を合わせ、この日から逆算し数日前から藻を刈っていてコッソリ釣っているのが河口湖の現状だ。いまだに台風で大雨が降ると魚は浅場に入って来る。台風12号（のちに温帯低気圧へ）の影響で纏まった雨を狙って昨日（9月8日）河口湖へ行ってきた。藻刈りは行ってから考える特攻隊だ(笑)

■藻刈り器を持参し4時30分に現地入り■

まずはモジリの有無のパトロールから始める。一番近いロイヤルワンドに行きモジリをみるとゼロではないが、いつものロイヤルではない、へらニュースに載ったので絶対に争奪戦になるであろうポイントも誰もいない。そんなロイヤルワンドを目の当たりにし肩透かし(笑)多分、モジリも殆ど無いし釣れていないのであろう！？取りあえずそのポイントに釣台を入れ一応釣り座をキープ、パトロールを再開！風向きを考え西岸中心に見た結果、足和田ホテル前、長浜はモジリが完全にゼロ！遥か沖合にも全くなし！こんなの見た事ない！結果、唯一、西湖落としにモジリを見つける。本命の澪筋にもモジリ有るが、対岸の方がモジリが多いので、ココに釣り座を決め準備を進める。支度途中にもモジリが出る♬ よく見ると、鯉やギル、その他の魚もモジッテいる、ここだけは魚っ気がある。久しぶりの20尺を継ぎ、底を図ると2本。一寸深いかな？、名ポイントの大柳下は藻でグジャグジャ！多分ここもそうだろうな～！？と思ったが以外にも藻が少ない、岸近くはポツンポツンと藻の塊があるが、砂地のように見え、ウキがこの様な処に立てば釣りも出来ると思う。釣り開始。長竿でのんびり餌を打つ、でも心の中では常にアタリが取れる心構えでいる。ウキは大人しい。暫くすると雨が強くなる。藻の状況は数投に一回掛かって来る程度で釣りに影響は無い、2時間くらいたった頃だろうか、ウキにかすかな変化が現れる、ふわっと弱くだが返してくるようになった。そしてツーッと入る。合わせると何か？長くて綺麗な魚だ、ウキを動かせている正体はこれだな！？それにしてもウキの動きが大人しい、魚っ気が少ないのは、経験上あまり良くない。不安になる、ギルもニゴイも当たらない･･･黙々と釣り続ける、時折雨が強くなる。今朝の天気予報では午後に小降りになり湯家谷は晴れ間が出るらしい。

■20尺の底の状態は、一寸前後左右に凸凹してて気になる■

13時頃に24尺に変更。底を図り釣りを再開するが、20尺とは比べ物にならないくらい底のコンディションが良い。これだけでも快適だ。途中落ち込みでギルが食ってくる、これだけでも嬉しい。そのくらいウキは大人しい････でも、底が綺麗だけで何か釣れそうな予感がする、モジリも遠くなってしまったが時々ある。雨は予報に反して時々強く降り付ける。雨のしぶきで湖面が見えなくなる事もしばしばだ、しかし強く降るようになるとモジリらなくなる、時計を見ると16時過ぎ、あ～やはり駄目かな～と諦め始めていると、ウキになすかな変化が現れる、「かすかな変化だ」今までのへらが釣れる動きとは違うのだ、でも次第にモヤモヤが大きくなる、何か？来た！？まさか～！？でも、すぐそれとわかるアタリは出ない！渋ってそうなのでグルテンを下針に付ける、なんだ！？微妙に入ったか？のアタリで合わせると乗っている思い！でも首を振っている感触はない、ニゴイだな！？と思って暫し慎重にファイトする、重い！段々近づいて来たのをよく見ると、まさかのヘラだ！よ～し！やった～！！駄目もとで来たのに釣れたぞ～！！しかも、藻の無いポイントを見つけてのゲットだ。正直にうれしい！！綺麗なヘラだ！図ると４３ｃｍ河口のへらは何度見ても良い！こんな小さなアタリでまさか釣れるなんて･･･ウキはモヤモヤを続ける、この２投後にも小さなチクで釣れた。群で来ているか！？その3投目後にも微妙なチクアタリで釣れた！豪雨がヘラのスイッチを入れたか？運んできてくれたか？その後は、ブーギルの食いが豪雨とともに猛然と激しくなり、10号のハリスを飲み込まれたのは初めてだが、これが連発。ハリスをかなり消耗し、夕暮れサスペンデッドとなる。車まで距離があるので撤収も大変だ！豪雨により湖岸線の景色も変わり足元が暗闇でおぼつかないが何とか片付けも終え車中では心地よい疲れに包まれながら帰路についた。