2016年5月30日
河口湖 長浜(旅館下)

2016年5月30日 河口湖 長浜(旅館下)

2016年5月30日 河口湖 長浜(旅館下) - 巨べらダービー2018 - Third year Resurrection

天候・・・曇 最高13度、最低気温9度、南東の風(向かい風)

ポイント・・・山梨県 河口湖 長浜(駐車場を入って直ぐ右前の流れ込み前に立ち込む、岸にある一抱え位の石と遠方に見えるとんがり屋根を結ぶ線上に釣台を設置)

竿・・・18尺

浮き・・・カヤ製パイプトップ(2mm径) ボディ7cm 約2.0gの浮力

→ボディー8cm

仕掛け・・・道糸2号 ハリス1.2号 針・・・ グランダンゴ8号30cm×グランダンゴ8号40cm

タナ・・・1.5mの底釣り

釣り方・・・両ダンゴ

エサ配合・・夏200cc+冬200cc+マッハ200cc+水300cc+BBF140cc

~200ccを手水で調整

釣果・・・45.0cm~40cm 8枚


■相変わらず不調の河口湖。前回25日は予定していた足和田が超満員(後に全滅に近かった事が判明)だったので諦め、隣のガラガラの長浜にモジリを見つけて入る、何とか6枚を釣った。琵琶湖から泊りがけで巨鯉を狙って来ていたおじさんが撒エをしていたこと(これもおじさんとのお喋りで判明)。他にへら師が居なかったこと(徐々に入ってきたが・・)。天気が曇。そして向かい風(これは狙って入った)事。の四つの要素でラッキーもあり、なんとか6枚を釣ることが出来た。しかし、25日の夕方に来た川上昇一さんが翌日の26日翌々日の27日に同じピンポイントに入り連続オデコだった。26日以降はまた不調の河口湖に戻り全然駄目なのである。

さて、当日の釣行は天気が雨の予報に、一部の望みをかけて再びオデコ覚悟での釣行だ。風向きは南西の風でまたもや、足和田や清水、長浜が正面の風になる、他には今年まだ実績のないハワイも気になるところ、そんな事から、まず、長浜にピンポイントで入りたいところがあるので、そこが空いていたら釣台を設置し、他の気になるポイントをパトロールする作戦だ(笑)。4時には釣り場に入る。長浜に駐車場に到着すると幸い誰もいない、湖を見るとモジリは僅かであるが25日に比べたら、かなり少ない。どうしよう?と思いつつも他のポイントも釣れていないことが判っていたので予定通り釣台を設置しポイント確保。波打ち際を見てみると10~20cmの粘膜交じりの泡が湖岸線に延々続いている、沖バタキだ!と直ぐに解った。前浜でも同じ経験をしているからだ・・・水位が低いため夜に沖でハタイたのだろう。なので・・・ハタキ~♪チャンスじゃん!?と昨日まで絶不調だったことを忘れ超ポジティブ思考になってしまい。パトロールはどうでもよくなってしまった(笑) さて、さっさと釣りの支度・・・でも、25日も13時にアタリ始めたし誰もいないのでペースはゆっくりだ、支度中にもパトロールの車はとっかえひっかえ来ている。6時半に第1投。竿は15尺でも良いらしいが、一寸不安なので18尺を継ぐ、底を取ると3本弱。河口湖にあってはかなり深い。なので浮きも見やすいのだ。底を取ると右に急に駆け上がりと沖にガクンと深くなっている。向かい風の中、どの底に照準を合わすか?通常のウキが立つ位置で底立てをした。雨が徐々に強くなってくる。時々沖で魚は跳ねるがよく見ると、バスだったり鯉だったり、へら以外の魚もモジッテいる。へらは少ないなか?1時間過ぎたあたりでギルが釣れる、これもいつものパターン。大抵がギルから始まり、ウグイ、そのあとニゴイが来てヘラが来るパターン。なので魚っ気が無いところは駄目で移動した方が良い。暫しウキには魚っ気がある、でも、何か???なのである。そして強いツンがでる、糸ズレ?空ツン?そしてウキは煽るような動きに・・・きたな!?と待っていると教科書通りのツンで40cmが来た。これは即放流。次投、そして次投。ウキのあおりは続く、その後、大きく返してツンッで乗る。底が3本もあると沖走りもさほど神経質にならずに魚とのやり取りを楽しめる。重量感を感じ取り込むと計測サイズ♬抱卵している。ジャスト45cm。時間7時半。早すぎの、もう2枚。このペースだと10枚以上楽勝かな?と、皮算用(笑)

さて周りを見ると早く型を見た事もあり、雨を狙った変態巨ベラ師たちがドンドン入ってくる。変態は僕も同じだ(笑)この群れは暫く居たが、なかなかアタルところまでは行かず、我慢の待ち釣りで4枚になり群れは去っていった。乗っ込み期と違い偏差値は高くなっている。このあとは単発で1時間に1枚位のペースに。。。向かい風が強くなりウキをサイズアップする。しかしウキを立たせる場所が難しい、送り込みではこの風では正確性に欠ける、仕方なく襷振りをすると竿尻の位置で調節するがどうしても掛けあがりの奥の深い方に行ってしまい。ウキが馴染み過ぎてしまい、底を切ってしまう、時どき出るからツンはこれが原因だ。なので、ウキをドンドン上げて行き丁度いい馴染み幅で調整するしかない(このファジーな釣りはあまり好きではないのだが・・)開始から2枚を釣ったところで山中湖在住の雨宮氏に電話し強制呼び出しをする(笑)昨年、ロイヤルワンドでもアタリがあるので型を見る前に強制呼び出しをしたら結局、氏はオデコになってしまい気まずい思いをした。なので、今回は釣れてからの呼び出し。私はというと、その後も単発で時々釣れてくるも群れという感じではない。気温は寒い、震えながら、水鼻を出しながらの我慢の釣り、オシッコも近い・・・おしっこのタイミングで近くに停めてある車に戻り、寒さに負けぬように🍙を頬張る。こんな時は駐車場が近くにあると嬉しい。と横を見ると普段は、良くしゃべりながら釣る雨宮氏が無言で、しかも釣台から降りて、慎重に取り込んでいる。出たな!と直ぐ判った、隣のおじさんが計測をしてくれ47!ん~46.8cm!しかも抱卵。写真を撮るために岸に向かうと超腹パンの46.8cm。見事だ!本当にうれしそうだった。とうとう自分の最長寸を3mmぬかされてしまったが、僕も興奮してシャッターを切った。まじ、嬉しそう。良かった~。雨宮氏も有難うの連呼。実は彼は尺半を釣ったも今年が初めてで、僕が足和田で釣った翌日に釣れているからパトロールする時に寄った方が良い、と伝えてところ。翌日に夕方に入ってあっさり45.5cmを釣り、その夜にも、お礼の電話有った事は言うまでもない。なので、ラッキーが続いている。。。

さて、12時過ぎに44cmの腹パンが出た、さっきの尺半よりも重量はありそうだ。

その後は、3枚追釣したが、以降は見事にアタルとニゴイ、ニゴイ&ニゴイで20本くらいは釣っただろうか?竿を長くするればもっと釣れた!(周りは21尺以上、雨宮氏は24尺に変えて大型が釣れた)ただ、大型が釣れた喜びに浸る雨宮氏が潰れてしまうので、ここは我慢。そして、残念ながらTHE END。夕方地合いも期待したが最近の傾向通り何もなく終わってしまった。

しかし、河口湖のへらは本当に綺麗だ、そしてデカイのが釣れる。狙う方も1週間10日泊まり込みが当たり前の、筋金入りの猛者が多いのが、この河口湖だ。ここまでの気違いは芦ノ湖にはいない、そう、河口湖はへら師を気違いにするものを持っているのだ!

そして、いよいよ待ちに待った梅雨入りが明日の6月5日に発令されるとの事、また日本国中から、雨に喜び勇んで巨ベラ師達がBIG 1を求めて集まる。自分の休みが雨にあたろうものなら、鼻息が荒くなる、そして眠れない(笑) 梅雨の間、暫くは睡眠不足が続く・・・


<波打ち際に沖バタキによる粘膜交じりの泡がびっしりと続いていた・・・>

<7時半ころに早くも尺半見参!抱卵している・・・> 

■帰途の電話で・・・この日、パトロールを怠ったハワイでは50cmを頭に50枚の大釣果。ハワイは今年まるで駄目で藻が生える頃に出始まるのだが今年は開幕せずの状態が続いていて入った人は独り占めだったそうです。こんな事も可能性としては有るんですね~急がば回れでした!まだ、目先の魚を追いかけてしまう。修業が足りてませんネ。そして翌日からは、また、全湖で不調の河口湖に戻ってしまったとの連絡もありました。この日の長浜も気が付けば13名が入っておりました。完全に人災。後半に枚数が伸びなかったのも、これが原因である。足和田から逃げてきた方も、ウグイとニゴイばかりだったそうで、他の人たちもあまり釣れなかったらしいです。依然、ラッキーは続いている・・・


<これは昼に釣れた44cm・・雨宮氏の釣台まで行って撮って貰う>

■反省・・・掛け上がり対策を怠ってしまった!ウキのトップの材質をPCムク、グラスムクに変更すれば、深い先にはいってしまっても着底し空ツンが防げただろう、パイプは餌を背負ってしまい。宙釣りになってしまう。ウキのズラシだけでの対応をし横着をした。こんな簡単な対応を怠った為に8枚に終わってしまった。10枚いや12枚は釣っていなければと後悔である。今後2度とこのようなバカなミスは犯さない。