2019年5月8日
河口湖 浅川

巨べらダービー2019 - Resurrection of the Forth Year

2019年5月8日 河口湖 浅川

天候・・・晴れ 最高気温15℃ 最低気温0度 南西の風3~5m 

ポイント・・・山梨県 河口湖 浅川ホテル下

竿・・・22.5尺

ウキ・・・パイプトップ(1.5mm径)茅ボディー11cm 浮力 3.0g

仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.0号 ハリ 巨べらグラン 10号

20cm×40cm

釣り方・・・底釣り 水深3.0m

エサ配合・・・ダンゴの底釣り夏+ダンゴの底釣り+ペレ底、各100cc

+マッハ50cc+カルネバ55cc+粘力スプーン擦切り一杯

+水200ccを手水で調整。

釣果・・・46.0cm~41cm4枚

釣り時間・・・8時30分~18時00分

水位・・・-2.80m

潮周り・・・中潮

■本当の正念場

前日は雨に救われたが、当日の天気は抜ける様な晴天。あさの逆さ富士も格別だ。しかし釣果の方は大ピンチである(笑)しかも最低気温は0℃、かなりの冷え込みだ。釣り座は、昨日まで連日釣って居た方の後に入り岬の先端に立ち込む。6時過ぎに駐車をしたがあまりの寒さに釣りをする気には到底ならず日の出を待つ。温かいコーヒーにホットしながら朝食を取り逆さ富士に癒される。やがて太陽がでると温かくなり濡れた道具を乾かす。湖面は鏡のようだ。朝食を取り終わり22.5尺を振りたくなったので、のんびりと仕掛けを作り始める呑気な釣りだ。8時半を過ぎて釣りを開始、先ずは、前日使ったエサの残りを使う(笑)。1時間2時間3時間・・・案の定、ピーカンと冷え込みが影響し魚っ気が全くなし。静止したウキを眺めながら時間だけが流れて行った。これは夕方のワンチャンス勝負だと確信する。

■フォローのアゲインスト(向かい風)

11時過ぎに早めの昼食を摂る。昨日釣れたのが嘘のような状況に思案しつつ釣りを再開。12時過ぎた頃だろうか右正面から風が吹き始める。鏡のような湖面よりはましだ。13時頃風が強くなる。ふと足元を見ると濁りが入ってきた。これは均衡が破れるかも!?期待が高まる。波が立ちギラギラした湖面はウキが見辛い。その頃、微妙にウキが反応しているように思えた。なんとなくだけど魚の気配を感じる・・・何となく。。。13時半、馴染んで踏ん張っていたウキがスッと2節上がった。合わせると乗る。間違いなくへらだ!41cmだが綺麗なへらが釣れた。良かった~内心オデコを覚悟していたところの釣果にホッとする。よし!とエサを続投するも、何となく気配がするがアタリが出ない。気のせいなのか?釣り続けるも睡魔が遅う。帰りの事もあるし、床休めも兼ねて。昼寝をする。俄然風が強まって来た。30分ほどで起きて釣りを再開。友人からは魚っ気が出て来たよと期待の言葉。床休めの1発目2発目は要注意!もし投餌点にへらが居たら食ってくるようにエサを柔らかめに手直しをし大きくつける。表面は転がしバラケを抑える。針の懐にはズーと残ってる(持っている)エサだ。第1投目。波が立つ湖面にウキが立ち馴染む、暫くしてフワっと返してきた、そしてダッと2節、目の覚める様なアタリで乗る。沖走りで直ぐヘラと判り竿を溜める。このやりとりが河口湖の醍醐味だ。そして何とか玉網に収めることが出来た。2枚目。床休めの効果覿面だ。その数投後に3枚目を釣る。夕方近くになると大抵波風が収まるものだが、この日は一向に収まる気配が無く。ますますもってウキが見辛い。陽が大分傾きかけた17時半頃に1節ウキが上がってきたように思えた。これを合わすとこの日最大の46cmが釣れて来た。腹パンでは無く長手のへらだが、それなりに流線形が美しく嬉しいものだ。その後も続けるが寒さも有りウキの動きも無くなってきたので竿を収める。乗っ込み後の一服状態、抜けるような晴、最低気温0度の冷え込みの中での4枚は大満足だ。風・波・濁りがもたらした釣果だった。河口湖に、そして河口湖のへら達に感謝!

<鏡のような湖面に映る富士・霊峰富士はいつ見ても癒される>

<無人の立込み台が岬前の私>

<17時30分に釣れた46cmの長手のへら、流線形が綺麗だった>