2019年5月7日
河口湖 浅川

巨べらダービー2019 - Resurrection of the Forth Year

2019年5月7日 河口湖 浅川

天候・・・晴れのち雨(山梨全域に雷雨注意報)

最高気温15℃ 最低気温8度 南西の風2~3m 

ポイント・・・山梨県 河口湖 浅川ホテル下

竿・・・21尺(シマノ 閃光P)

ウキ・・・パイプトップ(1.5mm径ストレート)茅ボディー(8mm径)11cm 

トップ17cm 足(カーボン)5cm 浮力 約3.0g

仕掛け・・・道糸2.0号(サンライン へらびと)

ハリス1.0号(サンライン パワード奏)

ハリ 巨べらグラン 10号20cm×40cm

釣り方・・・底釣り 水深3.0m

エサ配合・・・ダンゴの底釣り夏+ダンゴの底釣り+ペレ底、各100cc

+マッハ55cc+カルネバ55cc+粘力スプーン山盛り一杯

+水200ccを手水で調整。

釣果・・・47.5cm~41cm8枚

釣り時間・・・8時30分~18時10分

水位・・・-2.80m

潮周り・・・中潮(前日大潮)

■恒例のGW前後の河口湖

10連休のGWが終わり河口湖は観光客も湖面もシーンと静まり返っていた。乗っ込みが一服し何処も芳しく無い情報。恒例のパトロールを行い一周したがモジリは殆ど無く、強いてあげれば八杭、広瀬、花火台位だ。さてどうしたものか?三日前まで釣れていた花火台は一昨日は数枚、前日は半数以上がオデコ釣った人でも1枚だ。綺麗な逆さ富士を前に思案に暮れていたところに地元の友人から電話が有り昨日、浅川で5~6枚釣れたとの事。早速向かったがモジリは殆ど無くたまにハネルのは放流物のバス位。たま~に、へらがモジるが遥か彼方だ、浅川の湖岸に駐車すべくボート屋さんに許可を得る、その後、朝食をとる。お湯を沸かしコーヒーを立てサンドイッチを頬張る。目前には逆さ富士があり最高のロケーションだ。河口湖への釣行はこれで八割がた満足してしまう。チェアーに座りのんびりしていると一人へら師が訪れた。挨拶を交わし話をしてみると昨日釣ったご本人であった。これはラッキー親切にも釣れるエリアや釣れる時間帯など教えて頂いた。浅川には6時半に到着したが支度をはじめ釣りの開始は8時半となる。

■恵みの雨

不調の原因は乗っ込みの一服に入った事があげられるが、他にも冬から春にかけて降雨が少なかったための低水位が大きく影響している。これは河口湖だけでは無い。昨年と比べると1mは低いのだ。昨日の入られた方の話では10時半頃からアタルと言う。しかしこのモジリの少なさで本当にアタリが出るのだろうか?不安になる。浅川のホテル下の奥側に立ち込み釣り開始。ホット一息つき、雄大な富士に眺めに癒される、これで釣れたら最高なのだが。。。開始1時間経過したころにウキに変化が出てくる、10時過ぎに隣に入った友人が竿を絞る。昨日も釣った方の言う事は本当だった。するとその10分後に小さな触りの後にうきのトップが返して一節ダッと入り第1号が釣れる検寸すると44cmだ。 天気予報は、曇りのち雨、山梨全域には雷雨注意報が発令された。西の空には雨雲が出てきた。冷たい空気が流れ遠方での降雨を知らせる。雷はNGだが、暫く雨が降らず減水が進み、喉が乾ききっている魚たちに恵みの雨だ。そして雨が降って来る。俄然魚っ気が出てツンや食上げで42cm前後のへらが釣れる、昼頃に連続でヒットしたあとに雷鳴が遠くで轟く、しばらく様子を見ていたが雷が近づいて来たので非難し昼食を取る、湯を沸かし冷えた釣り場で食べるカップ麺は、立ち込みで湖水に漬かって冷えた体には最高のご馳走だ。小一時間程が立ち雨雲が遠くなったところで釣り再開。ウグイやニゴイ、バスと魚っ気が続く。雨は時折強く降る。どうやら雨雲は遠ざかったみたいだ。チャンス到来。風や波は邪魔にならない程度にある。14時ごろ、ジっと馴染んでいたトップがフワッと返して力強くダッと入る。間違いなくヘラのアタリ。走らないがジワッジワッと重たい首の振り方で上がってくる確かな手ごたえだ、体高のある河口湖らしい魚体、慎重に取り込に検寸すると47.5cm。そそくさと写真を撮ったのは良いのだが手は写っているは尻尾が切れて写っているわの大失敗。如何にも自分らしい(笑)

■絶不調のなかでも分析すれば結果につながる

結局この後もあたりが続いたがゴールデンタイムの夕方には何故か触りが無くなり18時20分に納竿、42cm前後がアベレージサイズで47.5cmを頭に8枚。乗っ込み後の一服にしては大満足の釣りとなった。雨に救われたのと乗っ込み後の一服と言う事で、何処もパッとしない中、釣れていたのは水深3mラインだった。ポイント設定を次の乗っ込み予備軍が控える3mで棚が取れる所を狙ったのが大正解だった。

<無風の朝は逆さ富士を見ながら朝食を取る>

<徐々に暗くなり富士山は消える>

<浅川のホテル下で立ち込むのは初めてだ>

<重たい雲が立ち込めこのあと雷鳴が轟く>

<これがその47.5cm尻尾が切れてしまいスミマセン m(__)m 傷一つない河口湖らしい魚だ>