2017年6月27日
亀山湖 サッタ下

2017年6月27日 亀山湖 サッタ下

天候・・・晴れ 最高28度、最低気温18度 南西の風 

ポイント・・・千葉県 亀山湖 サッタ下

竿・・・18尺

ウキ・・・パイプトップ(20mm径)ボディー11cm 浮力3.7g

仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.2号 ハリ 巨べらグラン16号60cm×80cm

釣り方・・・マッシュダンゴ天々の宙釣り

エサ配合・・・巨べら200cc+尺上200cc+グルバラ200cc+藻ベら200cc

粘力2杯に水600cc

釣果・・・47.6cm、44.1cm2枚

釣り時間・・・7時~17時00分


■大雨で笹川はお祭り騒ぎ!■

6月21日の大雨で満水に。魚が遡上し笹川で爆釣!同エリアでは1日50枚以上釣れたとの情報が入ってきた。未だに笹川では好調を維持している。ただ爆釣時は別として釣れるのは5名くらいのピンポイントらしい。当然、ボート屋は最寄りのよりともさんになる。自分は、定休日以外は松下さんと決めているので、ポイント選びは笹川は除外、もじりだけが頼りになる。笹川以外は全くと言っていいほど釣れていない。当日朝、パトロールを済ませ出船。パトロールでは本湖筋も僅かだがモジリはあったが笹川は圧倒的にモジッテいた。橋から見下ろすと4艘入っていった。この日は12艘が笹川に行き5艘が型を見れたらしい。さてエレキでゆっくりとモジリを見ながらボートを進める。確かに笹川まではポツ程度、どこでも同じかな?サッタ下はやったことが無いが大型のモジリがあったのでボートを留め釣り開始。


■君津攻略マイスタイル■

オデコか型を見れればラッキーな状況なのでガツガツすることはない。しかしながら型を見れれば成功の釣り場でもエサ打ちのテンポは早い。釣れるときにはサワリがあるので馴染んでからへらっ気が無ければ即エサを切る。そして打ち返すの繰り返し。じっと待っていたら12時間があっという間に終わる。なので機会を伺いつつエサ打ちはリズムよく打ち続けるのが自分流。なので大量のエサを消費する。そして一日に一回、二回あるか?のチャンスが来たら、これからが本当のヘラとの知恵比べ駆け引きとなるのだ。そして、この時に仕留めた時の喜びは、経験者しか解らない。なぜか、(君津の)ダム湖のへら居ても食ってきてくれないからだ。もともとが川であったため上流から豊富なプランクトンが供給されるので飢えていない。市販のへら餌を食べなくてもいいのだ。でも興味を持つ瞬間をものにする。これが醍醐味だ!!一方河口湖や芦ノ湖はへらが来たら基本素直に食ってくれる、これはダム湖と比べると栄養の供給が少なく飢えているからだ。乗っ込み時は別の話だが・・・なので君津の巨べら釣りは難易度が高く、50上の可能性もあるので、巨べら釣りはもともとハイリスク、ハイリターンの釣りだが、その頂点にあると思っている。なので攻略できた時の喜びはこの上ない!


■にわか雨で急展開!■

さて、只管、エサ打ちを続ける。暑い!鶯の鳴き声が一服の清涼剤だ♬昼頃ににわか雨が降った。竿を15尺にしたり21尺にしたり、21尺は根掛があったので18尺で定着。雨は30分くらいか?その後、馴染んでフワ~っと2節返してズバッ!頂きのアタリだ!間違いなく口掛りの引き、だが、何という事か水中の立ち木に絡んでしまった!そこで無理をせずに引っ張らないで暫し間を置き、少し緩める。やった、絡みが取れた!44.1cmをゲット!これで気が楽になる。


■最後の一投にまさかのドラマが!■

また只管エサを打ち続ける・・・夕方のワンチャンス待ちかな?と思いつつ、エサを打つ。でもそうは甘くはない、残念ながら納竿の17時が近づいて来た、仕方なく道具を片付け始めつつも、エサを打つ・・・あ~!17時だ、最後の一投。エサを捨てた。するとどうだろう!?ウキにへらの触りらしきものが・・・ドップリ一節を残し馴染んだトップがフワフワしながら少しづつ上がってきた!もしかしてへら!?まさか!?と竿を握る。すると上げてきたトップがズバッ!信じられない!頂きの消し込みが出る。そっと慎重に合わせると乗った!根掛が心配なので、慎重にゆっくりと竿を操作し上げてくる、そっと取り込み網で掬う。ゲット!しかも良い型だ!計測すると自己最高を更新の47.6cm。時間が無いので、そそくさと魚を労わりながら計測し写真を撮る。ドラマの様な締めくくりの余韻に浸りながら、速やかにに片付け帰船に付いた。


■ノーマークのサッタ下、今シーズンの初入釣で・・・■

恐らく、サッタ下は今シーズン初めて僕が入ったと思う。正にノーマーク。オデコ覚悟なので怖いものは無いが、出来れば型を見たい。この日も糸ずれや怪しいアタリは有ったが合わせるまでにはいかなかった。なのでアタリは2発全て消し込みで2枚の釣果は、満足のいくものだった。時々出るモジリも大型が多く、オダに付いている魚だろう。帰宅を急いでいたので、松下さんには釣果を告げずホームページは未掲載。まだ、笹川が好調なので、暫くは水面下に隠れた穴場ポイントだろう、次回も要チェックのポイントだ。