「ジオパーク」とは「山や川をよく見て、その成り立ちとしくみに気付き、生態系や人間生活との関わりを考える場所です。足元の地面の下にある岩石から宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、山と川と海と大気とそこに住む生物について考える、つまり地球を丸ごと考える場所」日本ジオパークネットワークのWebサイトhttp://www.geopark.jp/about/より
ということで、電子工作の楽しみとジオの面白さを融合した作品を考えた。
電子工作の部分は、以前回路図を公開した「ジュールシーフ回路」を使って、乾電池1本でLEDライトを点灯するもの。
筐体をLaQで作ることにして、ジオ(地球)にかかわる形にしてみた。もちろん、ジオに関係すればなんでもよい。自由な工作だ。形そのものよりも、どこがジオと係わっているのかを説明する姿勢が大切だ。
プリント基板 ガラスコンポジット基板 部品の固定と配線を同時に行います。 部品のリード線を通す穴は 0.8mm のドリルであけます。
トランジスタ2SC1815GR 微小な入力電流で大きな出力電流をオン・オフします。
カーボン抵抗1k Ω±5%, 1/4 W カラーコードは茶黒赤金。電流制限に使用し、発振を安定させます。
コンデンサ 0.1μF 積層セラミックコンデンサ。表示は「104」 入出力信号の位相を同位相に変え、発振させます。
フェライトコア LF-60B 内径6mm。導線をまきつけたコイルから発生する磁束を逃がさずにもうひとつのコイルに伝えます。
LED VF=1.9~3.0 V程度 発光ダイオード。
スライドスイッチ 電源を入・切します。
絶縁電線 単線0.5mm径 LED用に 10 cm×2本(赤・黒) コイル用に 10 cm×2本(色違いで)
電池ボックス 単3電池1本用
溶岩が冷えて固まって生じる柱上の岩を柱状節理という。
多くは六角形の断面を持ち、LaQで作るのは比較的易しい。
下は、LaQ Free Style 100 White だけで作れる形
火山の火口はすり鉢上をしている。かつて火山だった場所は、この形の名残をとどめているらしい。
下は、LaQ Free Style 100 White だけで作れる形