Aitendoで入手したDSP M6952というDSPラジオモジュール基板に、小電力増幅IC HT82V739を接続して、スピーカを鳴らすAM/FM 2バンドラジオを製作した。筐体はもちろん、LaQで作ってみた。
最初は、LaQの在庫が少なくなり、なおかつ特定パーツのみの入手が困難になってきたことから、筐体は未完成のままだ。バベルの塔のようにも見えてくる。
次の写真は、LaQのパーツを追加して、箱にしてみたもの。ツマミ類が下すぎる。
ツマミ類を一段上にして、操作しやすくした。が、ありきたりのデザインになってしまった気がする。
最初は、ブレッドボードで組んで動作を確認した。AMバーアンテナには、SL-50GTを使用した。
ブレッドボードでの動作確認後、ユニバーサル基板で組んでみた。ユニバーサル基板はサンハヤトのICB-90で、スペーサをつかって二段重ねとし、さらに上部にスピーカを配置した。ちょっと見ると、人工衛星のようでかっこいい。写真の基板では、AMバーアンテナにPA-63Rを使っているが、冒頭の写真ではSL-55Xに変更している。
Aitend DSPラジオモジュール (FM/AM) M6952 http://www.aitendo.com/product/6795
半固定抵抗器 50kΩ B-type (音量調節用)
可変抵抗器 50kΩ B-Type (チューニング用)
可変抵抗器 10kΩ A-Type (音量調節用)
炭素被膜抵抗器 10Ω 2本、130kΩ、30kΩ
積層セラミックコンデンサ 1μF、48μF
電解コンデンサ 1μF
AMバーアンテナ SL-55X (600μH)
LED 5mm VF1.9V程度
トグルスイッチ 電源用
スライドスイッチ AM/FMバンド切替用
オーディオパワーアンプIC HOLTEK HT82V739
ユニバーサル基板 サンハヤト ICB-90
スペーサとネジ、ナット 5本分
ピンソケット 2本×2個、1本×1個
バッテリースナップ
電池ボックス 単3型2本用、バッテリースナップタイプ
電線
AM-ANT端子には、330μHから600μH程度のAM用バーアンテナを接続する。皆無軟体では、SL-50GT (330μH)、PA-63R (360μH) 、SL-55X (600μH)を試してみた。感度はSL-55Xが最良であった。
FM-ANT端子には、1m程度の電線を接続する。
実際に組み立てた基板の配置とは異なる。