今回のフィールドラボでは、セイコーエプソン株式会社(以下エプソン)
富士見事業所へお伺いしました。
その様子をお伝えします。
今回のフィールドラボでは、セイコーエプソン株式会社(以下エプソン)
富士見事業所へお伺いしました。
その様子をお伝えします。
フィールドラボでは、「工場見学」と訪問した会社や製品についてのお話を聞いたり、
社員の方と直接お話ができる「交流会」を行いました。
エプソンの皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
エプソンは、インクジェットプリンターやプロジェクターの他、産業用ロボットやウォッチ、マイクロデバイスを開発・製造している会社です。学校などでエプソンのプリンターやプロジェクターを目にしたことがあるのではないでしょうか。
「工場見学」では、普段あまり目にすることのない布地に直接デザインを印刷することのできるデジタル捺染(なっせん)機の「Monna Lisa(モナリザ)」とそれに関連して布を染める過程を社員の方に説明していただきました。デジタル捺染はアナログ捺染の工程に比べ、デザインの自由度が高く、完成までの日数が短縮できる利点があるそうです。また、普段見る家庭用プリンターとは比べものにならないような大きさに驚くと同時に、アナログ捺染に比べ、水の使用量が非常に少なくて済むため、環境負荷が少ない捺染方法という説明に大変驚きました。
交流会では、はじめに環境・材料開発部の女性社員の方に「エプソンの環境技術開発」というタイトルでお話しいただきました。現在の仕事内容に加え、この職業(開発職)を選んだ理由を「小さい頃から身の回りで起きている現象を科学で論理的に説明することに魅了されていた」こと、「大学時代に研究の楽しさを感じ、技術が世の中で使われるところまで携わりたい思いがあった」こと、「この仕事は“ものづくり”ができるから選んだ」とお話しいただきました。また、開発に携わった乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」の紹介もしていただきました。最後に、自分の「苦手」に負けずに「好き」を大切にしてほしいというメッセージをいただきました。
その後、参加者、大学生スタッフ、女性社員の方5~6名の小グループに分かれ、施設見学での疑問点や、進路ことなど直接社員の方に質問するなど、楽しい雰囲気で交流することができました。
改めて今回のフィールドラボに参加いただいた皆様、エプソンの皆様ありがとうございました。