2023年6月23日
今回は美須々ケ丘高校にお邪魔して、クロストークカフェを開催しました。
その様子をお伝えします!
2023年6月23日
今回は美須々ケ丘高校にお邪魔して、クロストークカフェを開催しました。
その様子をお伝えします!
信州大学大学院総合理工学研究科 修士2年の鈴木未希さん、信州大学工学部機械システム工学科 学部4年の冨田恵さんに、自身の理系進路選択の道のりや高校生活の中で頑張ったことを主にお話していただきました。また、信州大学理学部地球学コースの吉田教授に理学部と工学部の違い・共通点についてお話ししていただきました。
ご参加いただきました生徒の皆さん・先生方、ありがとうございました。
初めに、吉田先生から「何が違う?工学部と理学部」というタイトルで工学部と理学部の大枠を、分野や考え方、卒業後の進路、取得可能な資格、どんな人が向いているのか等、様々なことを比較してわかりやすく示していただきました。
両学部の特徴を、理学部は、「真理の探究、普遍的な理論を見つける」こと、工学部は、「応用、理学と社会を繋ぐ」ことだと説明していただきました。
また、工学部・理学部ともに基礎科学を重視しており、物事に対する客観的な考え方、強い好奇心などが必要な力となることをお話しいただきました。
工学部4年の冨田さんからは「未来を創る工学部の魅力」というタイトルでお話を伺いました。現在の研究内容や、所属する機械システム工学科で学ぶことを紹介していただき、実際にものを作って、動かしたりすることができる工学部の魅力をお話しいただきました。一方で、大学進学前は、工学部に所属する女性の割合が低い点を不安と感じていた時期もあったことを教えて頂きました。(ただ、一歩を踏み出したことで、)大学生活を過ごしていくうちに友達もでき、女性が少ないことが不安である点を解消することができたと伝えていただきました。
理学部修士2年生の鈴木さんからは「今の私をつくる高校生活の思い出」というタイトルでお話を伺いました。高校時代に頑張ったこと・もう少し頑張りたかったことに触れながら、大学進学前の大学のイメージと入学後の実際どうだったかについてもお話ししていただきました。参加された皆さんには大学進学後について少し具体的に想像してもらえたでしょうか。
鈴木さんには、「色々な経験をすることは、自分のやりたいことを見つけるだけではなく、自分に向かないことを見つけることもできる」と経験する大切さを教えて頂きました 。
講演後、5~6人の小グループで高校生と大学生との交流会を行いました。気軽に話せる雰囲気のため、どのグループも講演内容に関する質問だけでなく、進路のことや、大学の授業・生活について様々な話題で盛り上がっていました。
クロストークカフェが中高生の皆さんに自分自身がどんな分野に興味があるのかを見つける一つの手段になればうれしいです。
改めて、今回のクロストークカフェにご参加いただき、ありがとうございました。
今後とも、ご参加お待ちしています!!