Reducer for Nexstar4 自作レデューサー
マクストフカセグレンのNexstar4は、焦点距離が1380mm・Fが13.5も有り、30㎜50°程度のアイピースを用いても実視界は1.1°くらいにしかなりません。
この焦点距離1380mmって、メイン機材の14インチのドブソニアンの焦点距離(1637mm)と大して変わらないんですよね(^▽^;
Nexstar4は2インチアイピースは基本的に使用出来ず、、リッチーフィールドといかないまでも、もう少し広い視野で観望したいと思っていました。
が、カメラ用のクローズアップレンズを接眼ユニット内に配置することで、焦点距離を約0.7倍程度に短縮、広視界を得ることが出来ました!
概要ですが
・クローズアップレンズの装着のためには、天頂ミラーの機構が邪魔になるので外す。
・天頂ミラーユニットが無くなるので、"フォトポート"に、31.7の接眼アダプター(c-90 visual back)を装着し接眼部とする。
・クローズアップレンズは、カメラ用ケンコークローズアップレンズNO.3(49㎜)を使用。
(特段難しい点は無いと思いますが、改造される方は、その過程で故障・機能不全となる可能性がありますので実施に当たっては自己責任にてお願いします)
以下、手順になります。
まずNexstar4の接眼ユニットを外します。ユニットの上にx2、下側x2のプラスネジ
フォーカスノブも外しますが、つまみは引っ張るとゴム部分が取れ、中の金属ノブは六角レンチで外せます。
外殻を外したら、ミラーユニットを外します(左側x2のプラスネジ、スライドの細いバネを痛めないよう慎重に)
続いて右側、縦長の四角形のスライドガイドを外します。これもプラスネジx2
すると接眼部がまっさらになりますので、光路のセンターにクローズアップレンズを配置します(ここが問題ですw)
("センター"は、クローズアップレンズを目測で中心と思しき場所に置いて、鉛筆で外周をケガキ、その後メジャーで測って修正して出しました(^^;
クローズアップレンズの、細い外枠の部分の半分程度に、ボンドGPクリアーを塗り接着
(難接着プラスチックなどを接着できるゴム系接着剤のため、取り外しの際などにあまり悪さしません)
この辺り、工作の出来るかたはより良い方法でやってください(^▽^;
最後に接眼ユニットを戻します。
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実視テスト
アメリカンサイズで、最大級の視野の取れるアイピース Rimi30mm(見掛け視界60°)を装着
撮影はスマートフォンのコリメート
(画像は家の中からの窓ガラス越しで、更に対象の手前に木々が生い茂っていて画像が不鮮明ですm(__)m)
改造前 ノーマル(約49倍)
クローズアップレンズ装着時(約34倍・実視界1.55°)
クローズアップレンズを配置したことにより、焦点距離は約0.7倍に短縮されました。
焦点距離は1380mmから約966㎜
Fは13.5からF9.5へ
Nexstar4に純正のレデューサーは無く、また市販のアイピースレデューサーは基本的に撮像用であり、『像面』を縮小しますが実視ではただ像が小さく見えるだけだったので、上手く行って良かったです。
GOTO機能もより活用し、DSOの観望に活かしていきたいです(^^)
ちなみにクローズアップレンズを装着しても高倍率の見えは、クローズアップレンズの精度が良いのかほとんど落ちていません。
(これまで経験上、レデューサー装着時は広視界優先のためであり、高倍率が必要な時は像質低下を防ぐため外していました)
MEADE-ETXにももしかしたら、同様の手段で応用できるかも知れません(既に処分済で手元にありませんが)