大そうと言うか意味不明なタイトルですが、、
要は雨降りでかつ暇だったので、覗きもせずジャンク機材の箱にしまいっぱなしだった、廉価なオマケアイピースでも見てみようかと(^^;)
、、ちょっと意外な結果にビックリしました(°0°)!!
(恐らく)TASCO-132Tに付いてきた、H20mmとSR-4mm
まったく、あるいはほとんど使われた形跡がなく、本体・レンズともとても綺麗です。
ただ経年なのか、オールプラスチックの筐体にメッキされた、一部に剥がれがありました。
H(ハイゲンス)は小学生当時に何本か、ビクセンの6cm屈経に付属してたので使ってました。
当時ガキンチョでも(笑)ケルナーと覗き比べると、視野の狭さ、あとシャープネスの物足りなさを感じました(もっともH8mmで100倍だったせいかも(~_~)
買い足したM.H 12.5mmだったかな、、は割といい感じしましたけど。
テスト望遠鏡はMEADE2045
F10と長焦点なので、アイピースには優しいほうです(^^ゞ
1ー2kmほど先の、工場だかの上にある給水塔みたいなので像チェックします。ちょうど小さな文字のプレートも貼ってあるので好都合な対象です。
まず最初にH20mmを
まず最初に感じるのは、やはり視野が狭い。見掛け視界40°くらいです。
まあ低倍なんでそれほどつらくないですけど、この前に見掛け視界5-60°クラスの見てたので。。
しかし明るい気持ちのよい視野です。これは何だろうと思ったら、ヌケの良さですね!
ウチでヌケのいいのと言うとWSⅢ30mmとRini30mmですが、これと拮抗する、いわゆる素通しで見てるようなクリア感です。2枚のレンズ枚数が効いてるのか。ノンコートじゃないかと思うんですけど。
あとは、像面湾曲(周辺ピンボケ)ありますね。割とはっきり分かります。
F10でこの感じだと、より短い筒はちょっと辛いかも。
で、中心解像度・・これはいいです!他のOr.系アイピースと引けを取らないものでした。まあ低倍なんでってのもあるでしょうが。
あ、太字のとこだけで特徴分かるようにしました(^_^;
続いてSR-4mmを。
恥ずかしながら、このSR型(スペシャルラムスデン)使うの初めてです。これまで機会が無かったもので。
イメージはやはりというか、廉価な望遠鏡についてくる、廉価なアイピース。でも最近は見直されているようですが、ウチのは果たして。。
4mmは2045Dで、250倍の過剰倍率になります。そのせいで見えが悪く評価を誤るといけないので、
ツアイスサイズのVIXEN Or4mmと、Asphelical (SVBONY)4mmも同時に眺め比較することにしました。
ウチのカセグレン系ばかりなのでFが大きく、厳密には別の筒がいいかもですが(TANZUTSU使えば良かった(^_^;
過剰倍率なので予想通りやや甘い像です。これはどのアイピースも一緒。雨降りで、熱による気流の乱れがないだけ見易いですが。
まずは解像度を、、Or.4mmと差異ありません!充分解像してます。Asphelical (SVBONY)も同等。
で、周辺も悪くない!視野の2/3くらいまで充分イケます(追記:F8鏡の場合、良像範囲は視野1/2程度)
ヌケは、いいです。というかAsphelical (SVBONY)がここは良くない。像が暗いとヌケの悪さが目立ちます。
アイレリーフはやはり短め。ですが眼レンズが小さくアイピースの径も小さいせいか、あまり不快な当たりの感じはなかったです。
ハイゲンスは良好な解像度にヌケのよさ、スペシャルラムスデンは意外や総合性能で検討してるのに驚いた結果となりました。
昔はFの長い望遠鏡ばっかですから、充分実用になりますね。
あとレンズの構成枚数が少ないって、昔はあまり語られなかったメリットですかね。
安っぽい外観で、どうせロクに見えやしないだろうと思いきや、しっかりと作ってあってお見それしました( ..)"
そのうち晴れたら、TANZUTSU にで挿して、実戦投入してみようと思います。
(2019.10.19)