2019年9月25日 木星・土星
木星もいよいよシーズン終盤、、南中は16時半と随分早いです。
仕事を終え、家で機材を積み込むといつもの空き地へ向かいます。
日没が18時前と早くなってるので早めの撮像には入れました、なんとか高度25度は確保出来たかな(´Д`)
しかしやはりというか、、シーイングが全く駄目(>_<)
眼視・動画共、高空の風に激しく嬲られてる様子でした。
2019/09/2518:12(JST) [木星] SNG 1/10
Celestron C8 合成F40
カメラ:ASI120MC-S (Androidスマホにて運用) VGA(640x480) 33FPS
約 600 フレームをAutostakkert!2にてスタック、Registax ほか 画像処理
眼視でも縞2本に、大赤斑がかろうじて分かるかなーといった見え方で、見てても全然面白くありません。
9月に入ってシーイングのレベルが3を超えることはなく、あの6月~8月の頃が懐かしいです。
夕方の時点で随分と西に傾き、いつもの裏路地からはもう観望も出来ず、、ここらが潮時かと思い、今日で今シーズンの木星の(ガチ)観察を打ち切ることにしました。
暑いながらも、夏の良シーイング下での観測は楽しいものでした。しばらく天文の楽しみがひとつ減ったと思うと少し寂しいですね。
またいずれ。。冬の遠征先の、明けの空にでも再会することでしょう( ´ ▽ ` )ノ
一方土星はまだまだ観測可能ですが、こちらもシーイングが悪く、ASI120MC-Sの記事に載せた初ショットを超えるのはなかなか難しそうです。
うっかりカメラの設定をRAWでなくMP4にしてしまい、1度エンコードしてから処理しました。
ファイルサイズはRAWの1/10程度と、大変ストレージには優しいです。
さすがZWOのカメラ、色情報の間引きはないようで、リム付近も変な階調模様などなく綺麗なもんです。ただし1フレームで見ると圧縮に伴う像の劣化ははっきり分かり、シーイングがよければRAWとの差は出るんでしょうね。
2019/09/2518:30(JST) [土星] SNG 1/10
Celestron C8 合成F40
カメラ:ASI120MC-S (Androidスマホにて運用) VGA(640x480) 18FPS (MP4 Format)
約 700 フレームをAutostakkert!2にてスタック、Registax ほか 画像処理
2019年9月15日 木星
昨日に引き続き、今日も秋晴れのいい天気。
木星はもうシーズン終盤、加えて大赤斑がちょうど出現となれば撮らないわけにいきません( ̄◇ ̄;)
今夜も透明度がよく、これが遠征地ならさぞ素晴らしい星々が見えることでしょう。
この薄明の市街地、加えて満月のなか、こぐま座の3等星がしっかりと見えてます。
、、ってことは、シーイングのほうは期待薄(´ω`)
案の定、低倍のアイピースでも木星の淵が定まらないのが分かります。
倍率を上げてみると、、このシーズン中、最悪の日でした(´Д`;)
2019/09/15 19:00(JST) [木星] SNG 1/10
Celestron C8 合成F40
カメラ:ASI120MC-S (Androidスマホにて運用) VGA(640x480) 30FPS
約 1200 フレームをAutostakkert!2にてスタック、Registax ほか 画像処理
この19時のが一番マシで、多くの時間、シーイング0(ゼロ)状態でした(-人-;
あのグニャグニャな動画から、よく出たと思います。
以下、変幻自在に形を変える、アメーバ惑星の様子をお楽しみ下さい↓
右にブラックホール?
こんぺいとう( ᐢ︵ᐢ )
顔面パンチ(>_<)!
あと、それでもせっかく撮ってきた画像ですんでまたgif化しました(o´Д`)
なかなか慣れない作業で、、全体の処理のトーン合わせたり、、手こずってますが少しは慣れてきました。
18:36~19:54までの1時間ちょい、ざっと15分間隔です。
2019年9月14日 木星・土星
今日はASI120ーMCSデビューの日です(゚Д゚) o
仕事を例によって定時で終え 笑、いつもならまず晩飯をかっ込むところですが、今日は機材を積んでそのまま数KM先の空き地へ向かいます(裏路地では、もう木星低くて駄目なりました(´ω`)
日没が早くなり18時過ぎだと、もう薄暗い感じです。
南西の空に木星が輝いています。でも北極星が見えないのでまだ辛抱。。
18時半。ようやく北極星が見えました☆ 急いで極軸をセットし、木星に向けます。
この時刻でももう南中からは1時間以上過ぎてます(゚Д゚;
とりあえず眼視でチェック、、やっぱり秋のシーイング、フェストーンが何かあるなーって感じのレベル3ですね
もう少し見ていたいのですが、どんどん下がって条件が悪くなるのでそそくさと撮像の準備です。
左手にスマホ、右手でスカイセンサー2000のコントローラー操作、、
Asicapの操作が簡便のためか、以前のアイピースカメラのときとあんまり負担は変わらず、なかなかいい感じです。
2019/09/14 18:38(JST) [木星] SNG 3/10
Celestron C8 合成F40
カメラ:ASI120MC-S (Androidスマホにて運用) VGA(640x480) 30FPS
約 740 フレームをAutostakkert!2にてスタック、Registax ほか 画像処理
初ショット!
シーイング3でこれだけ写るんですね。。(^ω^;
あんな極付近の白班捉えてます。眼視で全然気づきませんでした。
前のカメラだとシーイング5くらいでこんな感じですかね。。
で、、この後も撮りましたが、高度が下がるにつれ徐々に像も悪くなり、この最初のショットがベストになりました(o´Д`)
もったいないので、それ以降の画像を集めてGIFにしてみました。18:38~19:42までの1時間ちょい、10~15分間隔です。
2019年9月7日 土星・ 木星・月
9月に入ってめっきり木星も遠ざかってるようで、南中も18時前と観測しずらくなりました。
仕事を終え、晩飯を食べ終わるとそそくさと準備するのですが、それでも撮像は19時半頃になってしまいます。
晩飯を後にすればいいのでしょうけど、家族の兼ね合いもありますし( ̄◇ ̄;)
この日は土星と木星の間に月も居たのでついでに撮りました。
シーイングは台風前のせいか非常に悪かったです(;_;)
デランドル・ヴァルター付近
2019/09/07 19:50(JST) [月] SNG 1~2/10
Celestron C8 F10 直焦点
カメラ:ciwa WIFI Optical Electronic Eyepiece HD(1280x720) 30FPS
約 250 フレームをAutostakkert!2にてスタック、 画像処理
動画では直焦点F10でも、月が水底に沈んだかのように揺らぎまくってます。
ディティールは出てないのですが、直焦なんでまだ見れますかね( ̄◇ ̄;)
木星はご覧の通り、縞2本(笑)
眼視でも似たようなもんですが、いいカメラならもうちょい何か出るんでしょうね(´Д`;)