2019/09/30 21:30-1:00 胎内風倉駐車場
晴れ ~薄曇り シーイング 中 透明度 悪 風 0~4M 最微等級 4.8~5.0 夜露 少々
明日月曜日は久しぶりに高気圧に覆われ、安定して晴れそうな予報。
平日なので少し迷ったが次の日は有休にして、仕事を終えて家で夕食を取ってから遠征することにした。
前日は早く休まねばと思っていたが、却って少しコーフンしたか(^^; 就寝は遅く、ジジイなので目覚めは早く体調的には今ひとつでした(。-_-。)
新天地を開拓の予定もあったが、どうにも眠気とダルさがあったので、ホームの胎内へと向かう。
現地は晴れてはいるものの、昼間暑かったせいか辺りは少しモヤががっていて、透明度は良くない。
天頂でようやく5等、エリアによっては4.5等止まりでイマイチの空。
まずは今季見逃している、やぎ・みずがめ・くじら座付近を狙います。
ちょうど21時だと南中前後でいいタイミングだが、高度が低いうえ、新発田市等の光害エリアが近く、おまけにヌケが悪いのでこの地帯でえらく難儀しました(o´Д`)
星座の配置もよく分かってないため😳💦まずは星図アプリでやぎ・みずがめ座を確認。
ペガサスの足も頼りにしつつ、みずがめ付近のM15、M2の球状を導入。
ヌケが良くないので、UL14にしては明るさがなく元気ない見え。サブの小口径積んでこなくて正解だった(o´Д`)
続いてNGC 7009(土星状星雲)を狙う。これは10年ぶりくらいじゃないだろか。結構小さいので、ここでレーザーで光軸を詰めて低倍で見落とさないようにする( ̄^ ̄)
しかし、、狙ってしばらく経っても視界に入ってこない、、(?_?) 小さすぎて見逃し?しばらく粘るもやはり駄目、、
改めて星図チャートをよく確認すると、基準にしてる星が見えてない(!)
4.5等ほどの星はそらし目でないと見えない空なので、一個飛んだ位置を探していた。。
やり直してしばらくしたら入ってきたが、苦労の割にマニアックというか、、確かに土星っぽいけど、これなら本物でいいか(^_^;
その後くじら座の系外、NGC253、247を狙うも、247のほうは駄目。。(ちょっとでも空が悪いと見えないそうな)
NGC253はかろうじて捉えたが、、大きくはあるものの、ほとんど空のシミといった感じでちょっとがっかり。。
あと、NGC7293惑星状は見えなかったか、見つけられませんでした( ´-` )
このグダグダが結構なロスタイムとなり、西に低くなった白鳥座-網状星雲が狙うも見れませんでした( ´ ` )…
たまたま筒先に人工天体が写り、あたかも天文台のレーザー測位のように
南天は散々だったが、夜食の休憩を挟み、、気を取り直し東~天頂付近の天体へ
インパクトのある天体で口直ししようと、まず二重星団、そして昴。
只でさえ明るい天体だが、2500倍の集光力で眩いばかりに煌めいて、、見たか口径の暴力( ´Д`)y━
そいやどれもUL14では初物です。しかし、さすがSolomon100°、大型天体でも視野内で全景捉えてました。
そしてど天頂のM31、これはより広視界のタイプスキャンⅢ30mm
やはり系外は天頂付近で見るもんですね。悪条件ながら暗黒帯がいつになくクッキリ、伴銀河の2つも煌々として、これなら”素人衆”に見せても大丈夫なのではと
M33は残念ながら渦まではいかないものの、溝の濃淡ははっきりしていた。
そして、締めといったらやはり、、オリオン大星雲しかありません。
高度が低くたって、いつも素晴らしい像を見せてくれます(-人-)
これも初だったかな、、?また高度の上がる冬にじっくり見たいです。
この日は晩飯のあと、どうにも眠くてダルくて、、部屋のソファーで10分だけ横なってました。
「体調のいいときにまた行けばいいのでは」「このままスマホで無料マンガでも読んで、そのまま寝落ちしたい」等々どうにも腰の重い気分でしたが、いざこうして遠征してみると、星の世界にすっかり魅了されている自分がいました。。
夜が更け昇ってくるぎょしゃ座・オリオン座のあの雄大なこと!!南のあとだから尚更!
エネルギーを貰いましたね( ̄^ ̄)
しかし帰りはフラフラ(笑)、ですが久しぶりの充実した星見でした。
2019/09/07 23:50-2:30 東蒲原郡阿賀町
晴れ シーイング 悪 透明度 中 最微等級 5.2等 夜露 あり
最近はもっぱら遠征といえば胎内ばかりで、新たな観望地を開拓せねばと、かねてから目星を付けていたいわゆる三川方面、阿賀町の熊渡に向かう。
位置的には新潟市から南東へ約40kmで遠征としては近いほうだが、周辺に大きな都市があまりないため、ほぼ純粋に移動したぶんだけ新潟の光害から逃れられるのがよい。
これが例えば胎内だと、新潟市から逃げても途中、新発田市や胎内市中心には近づいてしまう。
ただしこの三川方面というのは山間なので、霧やモヤが掛かりやすいのが難点。この日は台風接近中で風がありちょうど狙い目であった(-∧-)
月齢7のため23時の遅い出発、フェーン現象で夜でも30℃近くあるのでクルマの幌を開けてちょうどよい、湿気が少しあるけども。
4、50分ほどして現地付近に付いてみると、あら思ったのと違う、、( ̄◇ ̄;)
Googleマップで見た際はよくある水田地帯と思っていたが、行ってみるといまは一帯が休耕地となっており、辺りは雑草が高く生い茂っている。。
しかも舗装もほとんどされておらず、さらに山あいのため地形がアップダウンしており、低車高の後輪駆動車では何とも心許ない進軍だ。
街灯を避けるため、行きたくない奥へ、奥へと向かうが途中から砂利道の上り坂、しかも道路は草で浸食されかかっている、、
これ以上進んだらもうここから出れなくなると思った”そこ”を今夜の観望地とした(´ω`)
近くには流れの速い川が流れており、滝のようなドドドドドーという轟音が暗闇に木霊している。小さい音なら心地よい水の音かもしれないが、これほど大きい音だとどうにも気持ちを不安にさせてくれる。
また、うっそうとした雑草が辺りの見通しを悪くしており、もし何か出現してきたら、いきなり近距離でバッタリとなりそうだ。
暗闇と轟音で目と耳を塞がれて、、クルマは切り返しも出来ない傾斜した砂利道の上、、そして熊渡という地名、、
(この日はビビりのため、ピンボケ・ブレご容赦下さい(´ω`)
それでも空を見上げれば、やや湿気を感じるものの台風がチリを吹き飛ばしたか、それなりの透明度のある暗い空。
西の新潟市方向を除くと、光害の影響は弱く、やや傾いた銀河の雲も濃い(゚Д゚)o
負の妄想を取り払うため、スマホのBGMをいつもよりボリュームアップして、さらに明るめの曲をチョイス。
そして何かにつけ声を出す「よーし、撮るぞ!」「たい焼きでも食うか!」「おー、見える見える!」等
これはもしやの熊、避けのためもあるが、どちらかというとカラ元気でも出さんと恐怖に負けてしまいそうなので( ̄◇ ̄;)
この日は久しぶりにC8での観望。新物などは狙わず、定番の天体を流してゆく。時間帯が遅いので久しぶりに対面の、秋~冬の星座をスマホで再確認しながら眺めたり。
C8にx0.6程度のレデューサーを付けると、おおむねUL14ドブソニアンに近い焦点距離となる。最近はUL14に見慣れているため集光力の差をやはり感じ、DSOにはいくら光量が有ってもよいものだと思う。
ど天頂のM31,M33を見る。M33はUL14での見えと比べて、濃淡のメリハリが薄い印象。でも渦感は少し分かる。
あとぎょしゃ座付近の散開、ペガサス座の銀河等をポツポツと観望した。
夜半には白鳥も沈んで、、
オリオンが昇り出します、、鉄塔が気持ち悪いですね(笑)
この日は久しぶりに、何年ぶりかの終始気持ちの落ち着かない、闇におびえながらの観望となった。
もう同じ場所には行かないと思います、多分( ̄◇ ̄;)
2019/08/26 20:30-1:00 胎内市 郊外
晴れ時々薄曇り シーイング 中 透明度 中 風 2~4M 最微等級 5.1 夜露なし
おとといの胎内星まつりは、まったく天候に恵まれなかったがこの日はまずまずの晴天。平日だが定時で仕事を上がり、”ひとり星祭り”に向かう笑
現地は時折薄曇が掛かり、透明度もそこそこだが何とか5等星+の見える空
8月の暮れだが、山あいの夜はずいぶん寒くなった。15-6℃くらいだろうか。手袋をして薄いヤッケの帽子も被る。
今日は初物として、あのステファンの5つ子銀河を狙う(☆人☆)
とはいえ難物だろうから、ペガサス座のなるべく上がる終盤に狙うことにする。
まずはお気に入りのたて座の散開、M11を導入するが、やや透明度がよくないせいか以前見たほどの煌めきは感じない(´ω`)散開星団もヌケは重要だ。次に見た網状星雲も今日はちょっと淡い。
しばし見てるうち、光軸がイマイチなことに気づく。そいや少し前に(初めて)主鏡外して洗ったんだった。またポン乗せして3点の側の押さえを締めておいたが、やはりズレるか( ̄◇ ̄;)
レーザーで見ると、主鏡だけでなく副鏡側もそれなり狂っていた( ̄◇ ̄;)
10分ほど掛け修正が終わったとこで、続いてM13と、その北東40' にあるというNGC6207銀河を狙う。これも初物
いままでC8等でM13は何度も見てるが銀河の存在は知らなかった。
銀河はやや小ぶりで、決して見やすいという程ではないが、それでも難なくM13と同一の視野(Solomon20mm x82)に捉えることが出来た。
銀河と球状星団、、まったく種類も距離も違う2つの天体が、同一の視野に眺められるのは面白い。
それからペガサス座の銀河NGC7479、強烈なS字カーブの渦を狙う(S人S)
前回より条件が悪いせいか淡く見える。しかし中心核から延びるややカーブした2本の腕と、暗黒帯が成すM82のような一様でない感じは分かる。
しかし見えているのは、S字カーブの始まる手前まで。。
Luminos15mm 109倍からAsphelical 10mm 164倍まで上げてみるも、やはり曲線部分は見えず渦を巻いている形状は掴めなかった。が、また条件の良いとき挑戦します!
そして高度の上がってきた、ペガサス座のステファンの5つ子銀河を狙う。
目印となるのは比較的大型のNGC7331銀河。その0.5度南西に位置するという。
7331の位置はペガサスの前足付近、明るい恒星が多いのでわかりやすい。程なく7331を導入、こじんまりとしている明るく可愛らしい銀河だ。
ステファン以外にまず、この銀河のすぐ近くに3つほどの銀河がある筈なのだか、、ステファン含め他の銀河を確認出来ない、、(-ω-;)
付近をSolomon20mmで捜索するも、、うーんそんなに離れてない筈だが
やはり難しいのか、、逸らし目を駆使し一帯を凝視する。すると7331の西側の近くにひとつ銀河を発見!(NGC7335)
しかし依然ステファンのほうが分からないので、スマホでステファン付近の写真を確認、7331を基準に視野の向きを合わせる。すると、、
同視野に見えました!!4つ(2つはかなり接近してるようで4つに見えた)
1度見えると、それほど小さくも暗くもなく、小さな米粒を空に撒いた感じですか( ˊᵕˋ ;)💦
7331がとても明るく頼もしく見えました。ステファンとは距離が全然違うのだがたまたま同視野に居合わせの妙、、なかなか見事でした(-∧-)
書いていて思ったが、この日はみずがめ座付近の惑星状星雲・球状星団も見るつもりだったが完全に失念していた。。また次回にしよう
翌日も仕事なので、23時撤収開始
解体・積み込みはやはり15分くらいかかる。深夜の道は空いている、0時過ぎに帰還出来た。
2019/08/10 0:00-1:30 新発田市菅谷
いつもの胎内で願望するつもりだったが、予報に反し現地は曇天(´ω`)
小一時間ほど、雲の切れ目から覗く星を眺めたりするも好転せず、、諦めて撤収。
あートラス組まんで良かった(-_-;)
久しぶりのハズレに少し気落ちするも、夜のオープンドライブと思い引き返すと
新発田市郊外(菅谷)の辺から雲が切れており、空の1/3程度だけ星が見えてる。
土地感はないが、田園地帯の脇道にクルマを止めしばらく眺めてるとだいぶ晴れてきた(´▽`)
しかし湿度が高くモヤった空で、雲が湧いたり消えたり、、なのでUL14は出動見送り。双眼鏡2つと裸眼だけでしばし秋の星座を楽しんだ。
ヌケが悪いながら肉眼ではM31は確認出来た。7x32双眼鏡でM33かろうじて。
何か星雲状のものが入ると、スマホのSkEye Proで確認。合間にペルセ群も少し流れて宴を盛り上げる。
そんなして 1時間ほど経った頃
背後に何かの気配と、鼻息のような呼吸音に気づく、、もしや熊??気のせいと思いたいところだが、やはり気配は消えない。恐る恐る振り返ると、、
4-5m離れた薄暗いあぜ道に、中型犬より気持ち小さいくらいの獣
(恐らく)ハクビシンがこちらを睨んでてビビりました((((;゚Д゚)))))))
向こうにしてみると、ナワバリに見慣れない侵入者と思い様子を見に来たのでしょう。
こっちが「わーヽ(´Д`;)ノ」と声を出すとUターンしてどっか去っていったが。。
それからはやはり怖くなりクルマのなかからだけ観望しました( ̄◇ ̄;)
望遠鏡は出せなかったが、しばし星見出来たのはラッキーでした。
2019/08/03 21:50-2:20 胎内風倉駐車場
晴れ シーイング 中 透明度 中 風 2~4M 最微等級 5.2 夜露なし
梅雨は明けたものの、すっきりと晴れる日がなかなか訪れなかった。
この日は予報によると一晩中好天に恵まれそうで、約1ヶ月ぶりの遠征(前々回も約ひと月空いており、いかに天気(と月)に左右される趣味か分かります(´・_・`)
新たに開拓したい観望地もあったが久しぶりなので、ハズレの少ないホームの胎内へと向かった。
昼間暑かった割にはまずまずの透明度で、天頂に掛かる天の川の濃淡が見事で今日来て正解( ̄^ ̄)
最微等級は天頂のいるか座で確認、直視で5.1等。そらし目で5.4等まで。”前回”には及ばないがキチンと観測出来そう。
ところで急遽、遠征で(最近木星にかまけていたし)何を狙うかまったく予習せずに行ったのだか、スマホのメモに時々書き込んでた「見たいものリスト」から選んでいくことにする。
まずは初物になる?、白鳥座の網状星雲。
なんとなくこれまで一度も狙ったこともなく(第一級の空にフィルターないとダメ?な、お高いイメージがあった)今回、UL14ならもしや見えるか?スマホで位置の辺りを付ける。白鳥の羽の下辺り、、分かり易いとこだ
筒を向けると天の川領域で★がいっぱい。星雲状に明るいとこもあるから見分けつくのかな。
ほどなく輝星の上下を包むような細長い雲状の天体が入る。これかな?
輝星のフレアの感じもするし、、うーん
その周囲をさらに散策すると西寄りにソロモン20mmの視野 に沿って ” )”形の白い大きい星雲!網状星雲(°д°)★
意外と暗くもなく(輝星のない西側のほうが見易いけど)案外と難物では無いのが分かった。
天の川の銀河をバックに、とても広範囲に伸びた姿が唯一無二 の感じで、しばし眺め続ける
他印象的だったのはたて座の散開、M11。
粒が均等に揃っていて、平たい箱に並んだ高級さくらんぼのよう( ̄* ).
それから春以来、久しぶりの小宇宙として、ペガサス座の銀河NGC7331 と、NGC7479
NGC7331 はちょっとスケールダウンのM81風。
NGC7479 は暗く小さくしたM66風。写真だと、強烈な逆S字カーブの腕がとても印象的な銀河だが、眼視では渦外周までは確認出来ず(このときS字の腕のこと完璧に失念してたので、次は倍率上げて腕狙います(-人☆)
どちらもシングルでちょっと視野内の派手さもないですが、やっぱり遠方の小宇宙って儚げでいいですね(^<^)
そしてこの日のハイライトは、M33。
そう、デカイだけの薄ら銀河と思ってましたが、、、(ファンの方(-人-)
季節柄、ようやく高度が上がってきたので、渦にトライ。
観望前半はあえなくいつもの薄らボケに玉砕されるも、、夜半を過ぎ高度60°は越えた頃、、
Luminous15mm x108で捉えました。渦を!
この倍率では視野いっぱいだが、下の倍率と比べて薄暗くなった感じはなく、逆に濃淡がはっきりしてきます。
M33は光芒のメリハリがなく、”溝”が分かりにくいのですが、、「時計周りに、巻いてる!!」と判断。スマホで確認して、ホッとしました(笑)
これでようやく渦を確認出来た銀河は、M51に続き2個目となった(^<^)
しかしM33って肉眼で見えないもんですね、、上のM31は高度上がってくると、双眼鏡みたいに中心核も周囲の広がりも分かるくらいだけど。
他M76小あれい(こんな小さかったっけ)、夏の球状他を観望
天気はまだよかったが、疲れの出てきた2時過ぎに、撤収。
2019/07/06 21:20-2:00 胎内風倉駐車場
晴れ~時折曇り シーイング 悪 透明度 良 風 時折強風 最微等級 5.7 夜露なし
梅雨に入り、特に夜間なかなか晴れなかったが、月もなく少し晴れそうとの予報で、約1ヶ月ぶりの遠征
現地は雲が全天の半分程度覆っているが、後半は雲が切れ観測に支障なかった。
梅雨というのに抜群の透明度で、県内の観望では今年最高の空(*^^)
(天頂のいるか座付近で確認すると、5.4等~5.7等(!)まで確認出来た。新潟は基本湿度が高く、透明度の悪いことが多いようで良くて5.3止まりのことが多い)
夜半、西のいて座~北東のカシオペアまで、天頂から地平を貫く天の川がとても眩く「こんな夜はそうは無いだろうな」と目に焼付ました(☆人☆)
ただしシーイングは非常に悪く、50倍でも視野内の星は大きく、球状星団などゆらゆらと揺らめいていた。
着いてしばらくは雲もあるしまだエンジンが掛からないというか、写真を撮って遊んでいた(星景写真参照)が、西側が晴れてきてからは、いて座付近を観望、、付近のほとんどのM天体とNGCクラスの球状、散開星団など一網打尽に出来た。
M8三裂綺麗に割れている、M16Ω星雲も白鳥の形に加え、周囲にも星雲をまとって、UL14+透明度良でゆとりある観望
ただし球状星団はシーイングが悪いため星が大きく粒状感がボケて見えは今ひとつ。
夜半にはお久しぶりの秋の星座、アンドロメダ座やペガサスが登ってくる。
UL14で初めてM31に挑戦с(゚Д゚с
透明度が良いせいか、WS30mm50倍で、大変光芒が広がっていることが分かる。周囲のM32,M110もよく見えてる。
M31は中心部を視野の外に追いやっても、視野いっぱいに端まで光芒が延びて、大変大きい銀河だと認識出来る。
また北側(左側)は、楕円の光芒のなかに薄暗い線があり、これが暗黒帯なのだと思う(写真ほど黒いわけではない)
暗黒帯が見えたというよりは、今までの口径では暗黒帯の外の広がりまで見えていなかったようだ。
M31を堪能したあとは、その下のM33に向かうも、高度がまだ45度くらいのせいもあるだろうが、なかなか手強い見え方だった(^_^;
中心核と大まかな形は捉えているが、やはり暗く淡く、M101と似た掴みどころのない印象。ただこの空で、天頂なら渦に迫れるかもなーとも思う。まあこれからどんどん登ってくるし、戦いは始まったばかりです( ゚д゚)
2時過ぎ、寒さと眠気にて撤収