2019/05/02 21:00~1:00 胎内風倉駐車場
晴れ シーイング 悪 透明度 中下 無風~5M 最微等級 5.3-5.1(西4.5) 夜露なし
こぐま座 5.0 おおぐま座の5.28等見えるが、透明度はやや悪く眠い感じの空
新発田市・胎内市の光害あり。夜半いくらか落ち着く。
望遠鏡の視野のバックはグレーっぽくやはり今の胎内は明るいと思う。
なんとシュラウドを忘れるのものの、夜露のまったくない晩で助かった( ゚д゚)
UL14の操作にだいぶ慣れゆったり観望出来るようになった。高さ調整可能な椅子の使い方も慣れた。
M81,M82...多少光害ゾーンでも明るい銀河なのでそれなりに見えているが、M81は淡くぼやけた印象(見えの悪いときの見え方…ディティールが曖昧になり、むしろ大きく見える)
M51…WS30mm・Solomon20mmいずれも溝までで渦までは確認出来ず、Luminos15mmを試したところ、淡いながら左巻きの渦が確認出来た(°д°)中倍率(x110)が有効だった。大口径の場合、銀河には中高倍率が効果的のよう。小口径は低倍でもバックが暗いので見やすく、上げると淡くなるから「銀河は低倍!」って思ってしまうけど(^_^;)
M108,M96…かなりの光害ゾーンで薄めの見え、フクロウ状にはLm15で確認するも見えず。この辺り銀河団でもあるのか、それなりのがポツポツ入ってくる。
NGC4565...そらし目中倍率で、かなりエッジが伸びた見えが素晴らしい。うっとりとしばし釘付けになる
M64黒目…全体像がぼんやりとして悪いときの見え方。黒目は微かにそうかなという感じで知ってなければ分からない。もっと良い空でトライだな
りょうけん座 NGC4631,NGC4656...じっくり見るとどちらの伴銀河も確認出来た。大型で見応えあり。
M83回転銀河…天蓋高原のC8より淡い、、(T_T)。いわゆる薄らボケ。M101も似たような見え。ただこちらのほうが巻き感は少しある。
M3…分解はするけど、やはり暗い。間違いないと思うんだけど。要確認
M13、M4、M80…いずれも球状星団だがどれも大口径らしく、個々の違いが分かり楽しい。M4は縦に星列があり面白い。M13は迫力の見え
M23,M8,M20…いて座の散開星団、散光星雲。南中前かつクルマの明かりがあったので見えはそれなり、また後日
木星…シーイング悪&低空で縞2本。衛星は3つ見えた。
0時頃からなんとドリフトの車が10台ほど駐車場に侵入( ゚д゚;!!
大変広い敷地の、奥のほうでドリフト始めたが、普段快音に感じるVTEC等のサウンドもこの時はただの不快な爆音だ、さらにタイヤかすが辺りに乱舞して参る(-_-メ)
が、30分ほどしたら(集中にて気にしないよう観望はしてた笑)通報されたようでパトカーが来る
車種のせいか、自分もいったん間違われる(!!)が望遠鏡を見て納得される(^▽^;ちょうど雲ってきたので撤収
2019/05/3 20:30-23:00 村上市天蓋高原
晴れ シーイング 良 透明度 中下 最微等級 5.1等 夜露 なし
星の友人と一緒に。山に入る前に村上市で夕食。前回の店やはりカレーが美味しい。でも前回同様ガラガラでちょっと心配。
UL14初めてお披露目するが、良く見えるねとお褒めを頂く。シーイングが良かったので木星や球状の見えが良かった。
春の系外、球状などメジャー処を観望。前回ほど透明度が無いので、軽く流してゆく
友人は翌日仕事なので23時過ぎ撤収(遠いので戻り1.5時間ほど掛かる)
ひとり観望上等だけど、やはり移動中話をしていけるのは楽しい。往路の運転ありがとう_(_^_)_
2019/05/10 23:00~1:30 胎内風倉駐車場
晴れ シーイング 悪 透明度 中下 無風~3M 最微等級 5.0(西4.5) 夜露なし
月没を待つ関係で遅い出発
こぐま座 5.0がようやく、透明度は悪く眠い空。4等台のや座いるか座はそらし目でないと分かりづらい
新発田市・胎内市の光害は夜半なのでやや収まっている。
折りたたみ椅子の嵩上げの発砲スチロールを忘れる、軽いし場所取らないのでクルマに積みっぱなしにしよう。
ドリフト車など来ず静かな夜、帰り際撮影の人ひとり来る。胎内で星の人に会うのは非常に珍しい。でもやっぱり撮影のひとばっかだなあ
夏の大三角も随分上がってきて天の川の大きさに改めてびっくり(°д°)
双眼鏡で射手座辺りを流すといっぱい星雲星団が見えて感嘆。ヌケがよければなあ
仮眠してないので眠かった(。-_-。)
M51…溝何とか。渦までは無理
M101…がっかりするんで敢えて見ないが久しぶりに見た。春霞とはいえこれかー( ๐_๐)ウスラボケ でも渦感は微かに、、
M27…中倍率で写真みたいにしっかり。
M13、M4、NGC6144、M107…いずれも球状星団、ヌケが悪いので星々が暗く見応えは弱い。6144はM4の隣にあって大きさはM4よりやや小さくかなり淡い。しかし中倍率で分離出来た。M107はへびつかい座の下のほうにあり初めて見た。M10クラスより小さく暗いかな?
M23,M8,M20…いて座の散開星団、散光星雲。M20がどうも三裂星雲の感じに見えない。裂けてない広い星雲状、、違うの見てるのだろうか?次回再検証する
木星…シーイング悪&低空で縞2ー3本。衛星は3つ。
2019/05/24 21:00~0:00 新発田市赤谷
晴れ シーイング 悪 透明度 中下 無風~2M 最微等級 5.0(西4.0) 夜露なし
こぐま4.95 OK。少し霞んだ空で銀河とか散開星雲には厳しい。季節柄しょうがないのかな気温上がってきたし。
初めての観望地。というか20年程前、2回くらいダムの近くには来たなあ、視界があんまり取れないのと、ちょっとモヤがかる感じで当時は(今もだけど)もっぱら胎内だった。
新潟から約45km 北〜西に新潟市と新発田市の光害あり。特に西は良くない。昔こんなに明るかった!?ってくらい明るい(><)阿賀野よりは暗いが。。胎内は新潟市から離れてるぶんマシってことか。
両脇が田んぼでカエルの合唱がすごくてちょっとうるさい。田んぼに落ちる気はしないけどちょっと安心感はない( ̄∇ ̄;
M65,66,3628…バックは明るいが3628もハッキリ見える。ただしディティールは光害方向で厳しい。
M51…天頂だけど厳しい見え方。渦ははっきりしない。
NGC4565…うっかりすると見落としそう。そらし目でもあまり広がらないし、コアも暗い。
M104…銀河では検討(^_^; 明るく、暗黒帯挟んだ暗い側も何とか見えてる
M83…M101みたいな捕らえどこない感じ。渦以前("'._.)
球状はM4,M13,M71(や座)どれもそれなりに分解してる。 M13は天頂近かったし大迫力。球状はluminos15mmが大活躍。asphelical10mmもよく見えてるが視界62°は狭く感じる。低〜中倍のアイピースが80°超だから。ソロモンにバーロ刺してみようかな、バランス悪そうだけど
M56、M27…安定の見え M8,M20…南中前だし東側抜けが悪くぼんやりと薄い。M8が3裂に見えない、、もっと広がってるというか。
白鳥座のM29、星数少ない星団と知らず一帯で少し迷う。あの辺は星が多くて流してて楽しいけど
空良くないとメジャーどころばかりです(^▽^;
0時月出で撤収
2019/05/25 20:30~0:30 関川村 下川口の桜並木
晴れ シーイング 悪 透明度 中下 無風~2M 最微等級 5.2(西4.3) 夜露なし
昨日の赤谷は思ったより明るく、もう少し条件の良い所で見たいと思い連日の遠征となった( ̄∇ ̄;
当初、4月に1度行った「小長谷バイパス脇 農道」に向かうも、一帯は昨日同様田んぼに囲まれており、カエルの大合唱に耐えかね(昨日よりまたうるさい。。)夕食の弁当を食べたあとGoogleマップで当たりをつけていた約10km北の、関川村荒川の堤防付近へ移動
夕食の弁当を食べたあと初観望地となる、Googleマップで当たりをつけていた約10km北の、関川村荒川の堤防付近へ移動
位置的には新潟市から60kmで、新発田市胎内市から割と距離は取れているが、それでも南西〜西が割と明るい。東側に小国町、北に村上市と思われる光害があるがこちらの影響は僅か
現地は堤防の上で、桜並木で少し視界が遮られるとこもあるが全体の見晴らしはよく、(それゆえ)国道沿いの遠くの街灯が目が慣れてくると気になってくる。
アイピースを覗くときは帽子を目深にして片目を隠しながらで、町中で見てるようでちょっと嫌だ。堤防を降りると街灯が隠れるのがわかったので今後望遠鏡は下に設置だな、、降ろせればだが
昼間の気温が高いせいもあるのか透明度は今ひとつで、一帯の小山にモヤが掛かっているのが分かる。銀河は今日も厳しそう。
シーイングが悪く星がポテッとデカい。
M51,M101,M83(うみへび座)…いずれも好条件なら渦が狙える銀河だかいずれも薄らボケ状態。見易いM51でも溝感も厳しい。
M104…こちらも今ひとつ。NGC4565…昨日より若干エッジが延びて見えるがやはり今ふたつ
おとめ座付近、これまであまり見てなかったので(他で手一杯&迷子なりそう)とりあえず向けてみる。いくつか銀河とおぼしき天体入ってくるも見えも良くないので同定せず。ひとつ割と大型でM51のようにお供を抱えてるように見えたのがあったけどあれは何だったのか
球状はM13、M4、NGC6144、M80(さそり座で初めてかな)6144はM4の隣、今日は1段と暗い感じ。M80はちっちゃい。でも分離はする。
あとM8,M20とか、この一帯は双眼鏡で流してたほうがガッと見れて良いな、どれも面積あるし。まだ低いし透明度良くないんであまり感動はない(_ _)
この日は望遠鏡半分、後は堤防の下で久しぶりに寝転んで眺めていた。辺りは木々と草に覆われ人の気配もなく、虫の音が心地よい。知らない星座、うまく繋げない星座結構あるもんだ。
ヘラクレス座M13近くの5.28等がそらし目で見えるが、直視だと何度見ても消えて面白い( ˊᵕˋ ;)💦10°ほど視点の中心から下に対象を狙うと見える。こぐま4.95は直視でもまあはっきり
シーイングが悪く木星は今日も駄目。ピントぼかすとすごい気流の流れが映る(--;)
0時過ぎ、月出前に撤収。組み立て分解かなり早くなった
2019/05/30 20:30-23:00 阿賀野市水原
晴れ シーイング 中 透明度 良 最微等級 5.0等 夜露 僅か
昼間の空が抜けるように青く、夜は見えそうと思っていたので平日だがシャワーを浴び食事を済ませ出発
当初、津川くらいまで出向くつもりだったがちょっと腰も痛いし明日も仕事だしと水原の辺りで舵を切る
時間が早いせいか特に新潟方向が明るい。それでも透明度に助けられ北~西は5.0等星ギリギリ確認出来る。新潟市中心から20k少々のお気軽地なのでしゃーないか。
今回はUL14にTANZUTSUの2台体勢。気温も上がってきたのでTANZUTSUのレーザーファインダーのレーザーも飛ぶだろうと使い勝手をテスト
卓上なのでテーブルが必要だが、積むスペースもないのでクルマのトランクの上に設置
これが通常のファインダーだと姿勢的に導入に苦労するところだが、レーザーなので中腰で難なく対象に合わせることが出来る
へびつかいのM10,M12、M13,M56,M27等Asphelical23mm x35で難なく導入出来る。光害エリアのM81,M82もそれぞれの違いがそらし目でなんとか分かる。
口径が小さいためバックは暗くむしろ視野内の印象は良い。UL14はその集光力でバックまでかなり明るくしてしまう。
ただしTANZUTSUでは球状星団など分離は難しく、個々の天体の雰囲気概要を楽しむ感じだ。
UL14では他にM51,M104,しし座の銀河を見たが、いかんせん空が明るく背景に埋もれそうであった。NGC3628とバックの明るさあんまり変わんない、これより暗い銀河は埋もれるってことか(ーー;
しかし空が良いので満足感はあった。特にTANZUTSUの機動力が上がっているのが嬉しい。もっとも他にひとが来そうな観望地ではレーザーは封印だけど
最後に木星、シーイングまずまずだかベストではなくうじゃうじゃまでは行かず、TANZUTSUはコントラストやっぱりちょっと低く、縞は見づらい感じ。
22時半撤収。急いでも機材の分解積み込み等で15分は掛かった。