ciwa WIFI Optical Electronic Eyepiece
本体に表示ディスプレイを有し、マイクロSDに記録出来るためノートPCが不用で、自分のようにベランダや適当な裏庭を持たず、望遠鏡をその都度持ち出して観測する向きにはお手軽で便利です。
以前は惑星ですとデジカメでコリメート撮影してましたが、デジカメの”レンズ部”が無いぶん、お手軽でもいくらか明快な像が得られればと期待してます。
WiFiでスマホなどに画像を飛ばしてモニターか何か出来るようですが試していません(WiFi切りたいのですが設定にないですね)
50g強と軽量で鏡筒バランスのくずれの心配はないです。
接続部はツアイスサイズですが、アメリカンサイズに変換出来るアダプターが付属してました。
動画の解像度は VGA(640x480) / WVGA(848x480) / HD(1280x720)
フレームはいずれも30フレーム/秒固定です(120FPSと表示されますが何でしょう、スペック詐称?(笑)
そして購入後初めて木星を撮影して驚きました。画像処理をすると、、
そこにはかつて見たことのない木星の姿が、、(°ω°;)
ヨゴレ、、マミレ、、(°д°ll ナンジャコリャー
チリほこりの類だけでなく、なにかグリースのような液状の汚れも見えます。。
クレームで返品しようと思いましたが、アルコールと綿棒で受光部を清掃してやると何とか普通に写るようになりました(これまでブロワーしかしたことがないので自信はなかったです)
恐るべきQuality Control です(・・;)
[画質 等]
梅雨の合間をぬってようやく少し撮影出来ました。
汚れは綺麗に出来たようです。
SNG 2/10 Celestron C8 合成F40(4xバーロー)
約1000フレームをRegiStax 6にてスタック、Astra Image にて画像処理(色味はそのまま)
シーイングが悪いので暫定評価ですが、像質は思ったより良く、のっぺりとせず、球体の丸いトーンが分かります。
以前のコンパクトデジカメによるコリメート撮影よりトーンが明瞭でした。
木星とか青味が強く写るので、やっつけの対処ですが最終画像から青成分をいくらか引くようにしています(あと赤・緑を足すことも。。)
動画は圧縮動画(mp4)ですが、”画質:ファイン”で録画したファイルを確認すると、ビットレートは約10Mbps弱で比較的高レートです。
フレームは30フレーム/秒です、倍欲しいところですが贅沢は言えませんね(^_^;
このカメラの問題として、”スポット測光”でない点が挙げられます。
フレームの中心に明るい惑星、その周りは漆黒という惑星撮影の構図において、的確な測光をするためにはスポット測光が必要ですが、おそらく評価測光のようです。
ベースの仕様が天体向けでないせいかと(元々スマホかドライブレコーダー用のカメラシステムと思います)
このため拡大率をかなり上げ、惑星の割合面積をあげないと露出オーバーになってしまいます。
(”露出補正”で-2(調整いっぱい)、ISO100(最小感度)で強拡大し、ようやく適正な露出を得ている)
この辺り口径やF値によって変わると思いますが、土星は暗いので問題は少ないでしょうが、木星や、特に小さくて明るい火星は白飛びしやすいでしょう。
NDフィルターをバローにかます手もありますが、暗く成りすぎれば増感されノイズの問題が出て来ますし、お手軽感は薄れますね
月は面積があるので露光の問題はありません。
SNG 2/10 Celestron C8 F10(直焦点)
約200フレームをRegiStax 6にてスタック、画像処理
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圧縮フォーマット、30フレーム/秒での撮像はいわゆる専用の”惑星カメラ"に劣る仕様で(スペック以前に基本性能が違うでしょうが)最良の画像を狙う向きではありません。眼視のついでに(割と)気軽に撮影出来る点がメリットです。
用途に合えば楽しいかもしれません。