2021/3/10 20:30-23:00 胎内市胎内 曇り 気温 2℃ 風 0~2M シーイング 中 透明度 中 最微等級 5.1等 夜露 なし
週末に新月を迎えるため遠征計画を練っていたが、土日は雨模様の予報で平日だがこの日急遽出撃することにした。
予報は微妙で、本州全般に晴れなのだが新潟以北は夜半過ぎまで薄曇りとのこと。
しかし徐々に回復傾向なので、何とか見れるんじゃないかと思ったが、、甘かったです。
胎内到着直後の空。このときは全天の7割ほどが開けていたが、、、
新潟からの道中、市内では晴れてた天気が山に向かうにつれどんどん雲に覆われる感じで、こりゃー現地はどん曇りかも、と思ったが、クルマを降りてみると写真の通り、まずまず見えてる。これならといったん胸をなで下ろし機材の組み立てを始めた。
しかし見えていたのは、この到着直後のみで、UL14が組み上がった頃には雲量8~9の曇天。
この日は諦めて撤収する23時まで、雲が切れることはなく、半分はクルマで待機、時折の晴れ間を狙った厳しい観望となった。
オリオン・こいぬ座付近は成果0。ぎょしゃ座からM36?ひとつのみ
おおぐま座付近はまだ切れ間が出やすかったので、M97・M108
M81,M82もホンの1分程度、、M51は2回入れて、変倍しようかと思った矢先にまた雲間へ、、
しし座付近は雲が切れず断念、かみのけ座はいっとき5分ほど開けたので、狙いを定めず筒を向ける
NGC4565でもと思いましたが、入ったのは多分M64黒目、あと明るめのがポツポツ
延べで”見た”時間は5分くらいじゃないでしょうか、見えないときは車内スマホで時間潰してましたが、おやつを途中で買ってくべきでしたね(_ _)
2020/11/14 21:00-3:00 関川村わかぶな高原 晴れ 気温 3℃ 予想湿度 80% 風 0~1M シーイング 良 透明度 中 最微等級 5.2等 夜露 あり
前回の観望と同様に、新月に土曜日の夜という好条件。
ペガサス付近の小宇宙を見るのにあまり遅い時間だと光害方向(西)に沈んで良くないので晩飯を食べるとそそくさと出掛けた。
関川村わかぶな高原は新潟市から70KM弱、定番の胎内より+20kmくらい走るが、その分新発田胎内から離れるので新潟県下越エリアならかなり良い場所と思う。
もっとも高原といっても、標高で150Mくらいしか無いらしい。霧やモヤを避ける程度には高さはあるけれども。
現地は快晴、予報の通り湿度感のあるちょっとうるんだ空。
それでも空の暗さに助けられ最微等級は 5.2等くらい。かに座の四辺は基本2つだが、そらし目でかろうじて感あり、4つに見えることもある
郡山市郊外より暗い空なのに(向こうは楽に4つ見える)。。ヌケと直結する湿度はとても重要だと思う。
スキー場Pの隅にUL14を組み立てる。新調した、副鏡の曇り防止用のモバイルバッテリーをトップリングにぶら下げてみる。
前より重くなったもののかろうじてバランスは取れた、これより重いとアタマが下がってきそうだ。
以前は容量5000mAhで2時間前後、新しいのは10000mAhで倍なので一晩中で無ければ大丈夫そう(結果6時間使用して残36%だった)
まずは西に傾く前にと、ペガサス座のNGC7479銀河を見る。写真ではS字カーブの渦が雄大だが、今日の眼視はぼんやりとした星雲状でパッとしない。
以前見たときはいくらか腕の形状も分かったが、やはりヌケがもう一つだからだろう。
このためペガサス座のNGC7331+(ステファン5つ子)とかアンドロメダ座NGC507銀河団とか厳しそうな暗いやつは見送り、もう天頂から外れ高度落ちて来たし
つぎにアンドロメダ座のNGC891エッジオン、、恥ずかしながら導入にちょっと苦労しました。アンドロメダの2本足の右側のほう探してみたり、、
しかし、淡い。。こりゃあC8だったら今日は見れなかったか。エッジオンの境界もぼやけ気味でした。
しかしそらし目NAGLER 11mm150倍の画はなかなか美しい、でもNGC4565のほうが倍は見やすいですね。
お約束のM31,M33。M31は光芒の広がりがあり伴銀河もよく見えてる、ただ暗黒帯は微かに一筋。M33は固まり感はしっかりあり先月よりは良い。ただ倍率を上げても濃淡はあるが渦には見えない。。てかM33今年は渦に見えてないかも
それから散開でカシオペアのNGC7789、粒ぞろいで綺麗だが案外と暗い。そらし目要。おおいぬ座のM50もあんまり冴えない、郡山でC8で見たときは綺麗だったが
うさぎ座がよく見えてるのでM79球状とかオリオンに上がってM42と燃える木?星雲
あとぎょしゃ座の散開、春の銀河からおおぐま座の上のほうのいくつか見る
3時も近づくと春の星座たちもそれなりに上がってくるが、寒さと眠気が効いてきて撤収、、家に着いたのは4時半過ぎだった。