2022年9月5日-6

夏合宿2022 開催報告

SIG-IDでは2日間にわたって,輪読会「夏合宿2022」を行いました.
今回の対象書籍は,『Merging the Instructional Design Process with Learner-Centered Theory: The Holistic 4D Model』(Charles M. Reigeluth & Yunjo An著,2020)でした.1日目午後には,丸山美紀氏(キューベリー株式会社)による講演会『教育システム開発研究の成果を社会に還元するために』も開催されました.

輪読会では,1章あたり30分で,担当者による概要の発表と参加者全員でのディスカッションを行いました.The Holistic 4D Modelでは,学習者中心の教育を実現するための4つのD(Define,Design,Develop,Deploy)の各段階,Design段階における3つのレベル(Top,Mid,Lower)でのデザインプロセスが紹介されていました.発表とディスカッションによって,各自が担当章で感じた疑問が徐々に解消されるとともに,全体像を把握することができました.

講演会では,開発した教育システムを普及するためのウェブサイトデザインに焦点をあて,デザインに精通し教育システム開発等の実績がある丸山美紀先生をお招きしてご講演とワークショップを行っていただきました.

●日時:2022年9月5日(950~17:15,9月6日()10:00~13:00

●会場:岩手県立大学アイーナキャンパス(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7−1)
   
オンライン(Zoom)

●参加者数:13名(対面3名,オンライン10名)

文責:石川奈保子(北海道大学)

【プログラム】