20160917_SIGセッション

JSET全国大会SIGセッション(ワークショップ)の実施

全国大会1日目(2016年9月17日)に, SIGセッションとして「IDの普及」を目的とするワークショップを行った.昨年度テーマの「知ってもらう」から本年度は「実践する」へと目的を発展させ,IDを教育実践に取り入れるだけでなく研究とするにはどうするべきかをテーマとした.参加者は81名であり会場はほぼ満席となった.本SIGの冨永・向後による「大学の授業設計研究と論文のまとめ方」(教育工学選書Ⅱ第12巻第4章)をベースにしながら,授業実践を研究にするためのデータの収集・分析の方法とIDの活用について, SIG側で用意した事例や参加者自身の事例などをもとにグループで検討した.最初は教育実践の研究方法について事例をもとに議論し,続いて参加者の授業,あるいは把握している他者の授業について,授業改善のための研究デザイン(研究目的,材料,手続き,分析方法)を議論した.議論内容を発表してもらい,それに対してコーディネーターによる解説も加え,実践を研究にするための検討を行った.

スライド_2016SIG-ID_セッション進行.pdf
配布資料_教育実践研究 事例.pdf
配付資料_IDの視点からの補足.pdf