2019年5月11日

第2回 ID勉強会

(自主ゼミ)

テーマ:インストラクショナルデザインの理論とモデル:ID理論の構築(2)

日時:2019年5月11日(土)16:15-17:45

会場:[対面]溜池山王みんなの会議室

参加者数:計6名

第1回で時間超過となってしまった内容の続きのため,前回参加者にのみ声をかけ,小規模開催をいたしました.Lee&Kim(2017)では,理論的に構築した初期モデルを反復的に改善し,最後は大学での実践を経て反転授業の設計モデルが開発されており,モデル開発のプロセスがわかりやすいといった意見がでました.

Luo et al.(2018)は, 自己主導型オンライン学習のデザインにCBM(case-based method)を取り⼊れ,CBMの有効性を確認し,理論を精錬させようという内容でした.IDモデル開発の方法論としては形成的研究(Formative Research;FM)を用いており,FMとDBR(Design-Based Research)の違いなどについて議論が行われました.

<題材にした論文>

1) Lee, J., Lim, C., & Kim, H. (2017). Development of an instructional design model for flipped learning in higher education. Educational Technology Research and Development, 65(2), 427-453.

2) Luo, H., Koszalka, T. A., Arnone, M. P., & Choi, I. (2018). Applying case-based method in designing self-directed online instruction: a formative research study. Educational Technology Research and Development, 66(2), 515-544.

勉強会のレジメをご紹介します.

第2回_ID勉強会レジメ_1.pdf
第2回_ID勉強会レジメ_2.pdf