社会貢献~社会の近未来を考える~
E-DOTでは、3年次のI-DOTに向けて、課題を発見し解決する「探究サイクル」の方法を学習していきます。
探究サイクルとは、「課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現」という過程のことをいいます。この探究サイクルは、一方向的なものではなく、一つ前の段階に立ち戻ったり、探究をするなかで新たに生まれた課題について再度探究をしていったりなど、繰り返し行われるものです。
1年間を通して、身近なところから地域まで少しずつ視野を広げながら、「困りごとがないか」という視点で見つめ、課題を発見し解決する方法を考えます。
1.課題発見講座①・②~探究サイクルとは何か~
第1回~第3回E-DOTでは、「困りごと」を解決するための工夫が施されている、身の回りのものの事例について知り、「どのように課題を発見すればよいか」ということについて学びました。
例えば、目を開けていなくてもシャンプーボトルとリンスボトルを区別できるようにするための工夫や、子供のMRIへの恐怖心を除くための工夫などについて、写真を見ながら「どんなことについて困っていて、どのように解決したのか」ということを考えました。
2.課題発見講座③ ~課題を設定し、解決のアイデアを考えよう~
第4回E-DOTでは、観光地やスーパーなどで起こりそうな問題について自分で考え、それを解決するために情報収集・分析し、自分なりの解決に向けたアイデアを出しました。