令和6年度 I-DOT「備後絣・阿字和紙 伝統の技術を未来につなぐ」 第7号 前編
令和6年度 I-DOT「備後絣・阿字和紙 伝統の技術を未来につなぐ」 第7号 前編
4月30日火曜日、第三回I-DOTを行いました。今回は、貝原歴史資料館に藍染体験に行かせていただきました。カイハラ株式会社は、日本のデニム生地の多くを生産されている。地元新市町の企業です。総務部松本さんと歴史資料館の小林先生にお世話になりました。
小林先生から、初代福山藩主水野勝成公が綿花栽培と綿織物を奨励した話から明治、大正、昭和へと備後絣の歴史を話してくださいました。
昭和になり,
カイハラ株式会社が、備後絣の染めからデニム生地へ移行した歴史についても話してや染めだけでなく織りにも進出して織りから染めまでの一貫生産を確立した経緯についても話してくださいました。時代の変化、消費者ニーズの変化、生産技術の変化、生産コストの変化の中で企業として生き残るために変化し努力してきたことや、「人と同じことをしていてはダメ」と話されたことが印象的でした。
次に二階へ移動して染めと織りの歴史について教えていただきました。特に完成した備後絣の絵柄を逆算して一本の糸を染めたところと、白く残すか色を染めたところを作り、それを織ると絵柄がで出来上がる工程は、感動的でした。