令和6年度 I-DOT「備後絣・阿字和紙 伝統の技術を未来につなぐ」 第7号 感想編
令和6年度 I-DOT「備後絣・阿字和紙 伝統の技術を未来につなぐ」 第7号 感想編
坂井
絣は糸の芯までしっかり染めて、デニムは外側だけ染めるというすごい技術だなと思った。絣を作るにはたくさんの機械が必要だったり、機械を置くスペースが必要だったり、もととなる綿も大量に必要だったり絣をつくるのに時間や材料がいるので大変だと思った。模様を作るには経糸や緯糸の合わせかたによって違ってくるからすごい技術であり、その技術を絶やしてはいけないと思った。実際に体験してみて、三角や四角に折ってきつく縛るかゆるく縛るかで染まるところがきまって、模様になるのが自分だけのものになるからすごいと思った。
藤井
カイハラで染めをやってみて一番驚いたことは、備後絣はデザインが最初から決まっていて、その決まったデザインに自分で染めていくものだと思っていたけど、自分の手でひねったり、輪ゴムで絞ったりして作っていくものだと知って驚きました。実際に染めてみて自分が感じたことは、ミラーボールというアイデアでは世界で張り合っていくには少し弱いと思ったので、これから自分たちのグループでもっと奇抜な、備後絣で世界で勝負できるようなアイデアを考えて、目標を達成させていきたい
前原
貝原資料館に行って備後絣の歴史、特徴を知った。備後絣は芯まで青いものと芯は白いものに作り方を変えることで様々な模様を出していた。また、デニムに伸縮生をもたせることもできた。今回の体験を通して、ネットだけでは得れない情報を備後絣に携わってきた人たちの苦労や備後絣の活かし方を学ぶことができ、世界に備後絣を広めるイメージができた。
藤村
今回カイハラ歴史博物館の見学で藍染体験や絣とデニムの違いや歴史をしることができました。絣とデニムの違いは絣は糸の中心までそまっているのに対してデニムは糸の中心まで染まっていないからだんだんと色が落ちていくのが違いだそうです。藍染体験では染める液は緑色なのにいざ完成してみるとちゃんと藍色になっていたことにびっくりしました。今回の見学で自分の知らなかったことを知れたり貴重な体験をすることができたので今後のI-DOTに活かせるようにがんばっていこうと思います。
田邊
実際に藍染体験を行ってみて、染めの楽しさややりがいについてわかりました。カイハラはすべての工程を全て行う日本の唯一の会社だと知りました。カイハラは広島県に4つの生産拠点がありタイにも工場を新設して国産とのデニム生地を作っていることがわかりました。ここで知った備後絣を後世に伝えるためにもっと備後絣について知っていきたいです。