私達は「子育て世代が住みやすい街」をテーマに「府中市こどもの国 ポムポム」への施設見学や工作教室の企画考案を行います。また、地域の子育て世代により施設を利用してもらえるよう、現在抱えられている課題を解決していくことを目標に活動していきます。
私達は「府中市こどもの国 ポムポム」へ施設見学に行かせていただきました。館長の方に施設内を案内していただき、インタビューをさせていただきました。施設についてや運営するうえでの困っていること、工作教室についてお聞きしました。
気付きや問題点を学校に持ち帰り、解決策を提案できるよう考えていきます。
私達は4月30日(火)に「府中市こどもの国 ポムポム」へ施設見学に行かせていただきました。
みんなで気付きや問題点を学校に持ち帰り、付箋にまとめました。例えば、子どもの集中力は
10分程度しか続かないことや女性職員しかいおらず、力仕事が大変なことを知りました。
問題点に対して、高校生の私たちにできる解決策を考えていきました。
私達は工作教室を担当させていただくことが決まったため、「キーフック」の試作を学校で作りました。廃材を用いて作ることを意識し、作成した子どもが親にプレゼントしたり、自分のために使えるようなキーフックを作りました。
廃材に好きな絵を下書きをし、下書きが完成したら色を塗り、トンカチで釘を打ち怪我をしないように気をつけました。しかし、木材が固く釘が刺さりにくい点や同じ大きさや厚さでないといけない点など課題が見つかりました。
学校で工作教室の試作を行い、課題が見つかったことを「府中市こどもの国ポムポム」の職員の方に相談したところ、パズルをつくることに決まりました。私達は、いつでも遊べるパズルの下書きをしました。工作教室に参加するのは小さい子どもたちが多いと思い、くるまやいちごなどのデザインを描き、簡単でかわいらしいデザインにしました。子どもたちに色塗りをしてもらい、糸のこぎりで切ってもらうのが楽しみになりました。最後に子どもたちがけがをしないように安全にするため、ヤスリをかけました。
工作教室でのパズル販売に向けて事前に施設に伺い、準備を行いました。木をパズルの大きさに合わせるために切る必要があったので糸のこぎりを実際に使わせていただき、体験させてもらいました。子どもたちが作成する際に怪我をしないように細心の注意を払いパズル準備に取り掛かりました。
8月3日(土)の工作教室では、ライオンの貯金箱やスライムを作る教室のお手伝いをしたり、部屋、おもちゃの片付けを手伝わせていただきました。ライオンの貯金箱は、ライオンのたてがみにデニム生地の端切れを使い、顔の部分は自分でオリジナルの表情にできるようにしました。たてがみを貼ったりする作業は少し難しかったので一緒に子どものお手伝いをして完成させました。スライムは、誰でも作れる簡単な作業だったのでたくさんの小さい子どもが参加してくれました。
8月18日(日)の工作教室では、川の中の生き物を観察するために必要な道具を作る手伝いと縁日の手伝いをさせていただきました。水中をのぞくことができる水中眼鏡を作成し、川にいる生き物を見つけます。
工作教室を通して、ポムポムに訪れた子どもたちと関わり相談に乗ったり手伝ったり会話をしたりして楽しみました。この経験を活かし今後の活動を頑張っていきたいと感じた一日でした。
8月25日(日)の工作教室では、私達が作ったパズルを販売するために、声掛けと工作の準備に分かれ用意しました。最初はなかなか売れなかったけど、パズルの説明や興味が引けるように可愛いものやかっこいい絵を紹介しました。
他にも、「道の駅 びんご府中」に行き、ヨーヨーや千本釣りなど縁日を行いました。ポムポムの施設だけではなく、違う場所を訪れ、販売を行うなど良い経験となりました。
「府中市こどもの国 ポムポム」のハロウィンイベントで行う出し物の発表について打ち合わせを行いました。その際、職員の方々が実際にされている絵本の読み聞かせや楽器演奏、親子で行うレクリエーション、劇などを聞いたり見たり体験したりさせていただきました。幼少期に戻ったように楽しむことができ、自分たちの出し物についての改善点や取り入れるべきポイントを学ぶことができました。
9月28日(土)の工作教室では、オリジナルのパズルを販売しました。
私達が作ったオリジナルパズルをたくさん購入してもらい、準備をした達成感を得る事ができました。たくさんの子どもたちに工作教室を楽しんでもらうため、声掛けをしましたが難しく苦戦しました。ですが、たくさんの子どもたちが参加してくれ、私たちが下書きをしたパズルに色塗りをしてくれました。
私達はハロウィンイベントの発表に向けて、構成や企画をみんなで考えました。グループに分かれ、小道具を準備しました。何回もみんなで練習し、改善するところは意見を出し合いました。
10月27日(日)の当日に子どもたちに喜んでもらえるような劇になるよう、発表の構成や演出、小道具を工夫しました。
私達は「府中市こどもの国 ポムポム」でハロウィンイベントを実施しました。この日のために、施設の職員の方々と何度も話し合い、練習を重ねてきました。準備の過程では、アイデアを出し合い、役割分担をしっかりと行うことで、より良いイベントにするための工夫をしました。その結果、私たちが想定していた人数を上回る多くの子どもたちが来てくれました。子どもたちもとても楽しそうで、本気で取り組んで良かったと感じています。今後もこのようなイベントを通じて、地域の子どもたちに楽しい思い出を提供していきたいと思います。
たくさんご協力いただき、ハロウィンイベントを行うことができました。
私達は、戸手高校で実施された公開研究授業で発表を行いました。これまでにI−DOTを通して探究した「子育て世代が住みやすい街」の活動をスライドにまとめ、良かったところや反省点などを振り返りました。そして、まとめたスライドを使い、戸手高校の先生や他校の先生の前で発表し、現段階での課題を見つけることができました。